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「こんな立派な布…
縫えませんよ…」
沖「もうてめえの布になったんだ思うままにしたらいいんでィ。」
「どうしましょう」
色とりどりの鮮やかな布に見惚れながらも呆けてしまう。
総悟くんは本の山から1冊選び取って開いていた。
どんな本を読むんだろう。
盗み見れば普段からは想像できないような表情。
切ないような苦しいような、でも微笑んでいるようにも見える。
沖「これ、俺らが育った武州から見える山に似てる。」
そう見せてくれたのは、綺麗な秋の紅葉が綺麗な山の写真。
「すごい…私、紅葉見たことなくて。」
沖「江戸じゃ見れねえや。しょうがねえ。
見にいけると良いな。」
ここにいるとどうしても涙が出てきてしまう。
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作者名:wako | 作成日時:2019年3月12日 4時