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目が覚めるとAはソファで眠っていた。
熱も下がったようで、体が軽い感じがする。
家主を差し置いてベッドを占領してしまった罪悪感で少し申し訳ない。
起きたくないけど、遅刻しちゃうし起こさなきゃ。
Aの寝顔を覗き込むと、小さな寝息が聞こえてきた。
｢かわい｣
無意識に口から出た言葉は、広いリビングに静かに消えていく。
昨日と同じように心臓が跳ねた。
Aといると、時々言葉にしがたい不思議な感覚になる。
なんなんだろ、これ。
｢…誠士郎君、どしたの…｣
｢おはよ。そろそろ準備しないと、遅刻するかも｣
｢……ほんとだ｣
Aは体を起こして伸びをしてから、少しの間停止した。
｢学校、休んじゃだめかな｣
そう言って首をこてんと傾けるA。
｢Aって面白いね｣
｢至って真面目なんだけどな｣
玲王と同じ優等生タイプだと思っていたけど、どっちかというと俺と同じらしい。
｢Aが休むなら、俺も休もうかな｣
｢このまま二度寝決めちゃおうよ｣
そう言って悪戯っぽく笑うAは、無邪気で可愛かった。
2人でこのままサボる方向で進みかけた時、俺のスマホに着信が入った。
あ、忘れてた。
『お前今どこにいるんだよ！』
｢ごめんって、玲王｣
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うなぎポテト - あぁぁぁぁぁ！！やっっっばい尊すぎんかです（尊すぎて敬語が使えません！！）せいしろーがかっちょいい……。吐血案件だこれ🫠更新無理せず！！応援してまーす！！ (2023年4月3日 13時) (
レス) @page4 id: 9030b78ea3 (このIDを非表示/違反報告)
にいな(プロフ) - のあさん» 他作品も読んで頂きありがとうございます！私自身も皆様が読みやすい文章を意識しているのでとても嬉しいです🥲長文の感想、本当に励みになります！ありがとうございました‼️ (2023年3月13日 21時) (レス) id: f69c63ae39 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 初めての感想です！普段占ツクなどは使わないしどちらかと言うと夢小説もひとつの小説のように読んでいるのですが、にいなさんのお話とても読みやすくて読んでいたら他作品も読んでいた事に今気づいて“あ、ほんとにこの人の書く話面白いんだな”って感動してます！ (2023年3月3日 11時) (レス) @page36 id: 69fedd5e4a (このIDを非表示/違反報告)
にいな(プロフ) - はにゃ？さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします🙌🏻 (2023年1月22日 14時) (レス) id: f69c63ae39 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ？ - とても読みやすいです。これからも応援してます。 (2023年1月22日 10時) (レス) @page35 id: ef6fdebb20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいな | 作成日時：2023年1月9日 20時
