日常19 ページ20
伸びてきたコイツの掌に俺らはわしずかみにされる。
ウーノが切った腕が目眩しとなり、後ろに控えていたもう一本の腕に気付かなかったのだ。
「っ！」
解くことを試みるがビクともしない。
それもそのはず。
腕が動かせられないほどキツく握り締められている状態だ。
指は辛うじて動く…けどこれっぽっちじゃウーノを動かせない。
ってことはウーノの糸も切れないし動かせもしない。
ウーノを1回しまうか…いや馬鹿か俺は←
その後どうやって札を叩くんだよ。腕ふさがってるっつーの;
あー詰み！！
右脳「おいテメェふざけんな！こんなん詰みだろーが離せよ！！( ﾟдﾟ)ｸﾜｯ」
真人「え〜嫌だよ。折角捕まえられたんだし(・ε・｀ )」
右脳/A「テメェの顔文字なんざ可愛くねぇんだようぜーわ…ｯ(蔑視)」←
真人「ヒドっ、傷付いちゃうなぁ〜？」
右脳「思ってもみないくせによく言うｯ」
つかコイツの掌って触れたらまずいんじゃなかったか？
《真人「でも君は実験できないしなぁ」》
さっきの言葉を思い出す。
実験…これが指しているものはおそらく人間から呪霊にすること。
"俺にはそれが出来ない=俺に何か目的がある"
「俺を捕らえて何が目的だよｯ」
真人「それは答えられないかなぁ？
(詳しくは"知らない"んだけどね。夏油ってばコイツに関してあまり話さないんだもの)」
目的も話さない…話された所でこの状況は変わらない…。
くっそぉ！俺にも悠仁並の馬鹿力あったらなぁ…ある程度出来るのかも＿＿＿
あ、そうだ。
俺は閃く
"ウーノに繋がっている糸に、呪力を流し込めばどうなるんだろう？"
呪力を流し込めばもしかしたらウーノ怪力になったりすんじゃね？←
や、元々呪力はウーノ達に巡らせてはいるよ？
俺の呪力を糸を通して流し込み、流し込んだ呪力はまた糸を通って俺に戻ってくるという循環方式。
しかし流し込んでいる量はいつも一定量だ。
そこに更に呪力を流し込めば色んなことが出来るようになるのでは…？？
ゆくゆくはウーノとサーノにも武器的な物が生成出来るのでは！？(*'∇'*)ﾜｸﾜｸ←
やったことも無いから結果は知らない。
けどもしこの状況が変わる可能性があるなら…！！
俺はいつもの2倍の呪力をウーノに流し始める。
＿＿＿＿＿
ウーノside
ドクンッ))
右脳「っ！？;」
突然、自分の体が熱くなる。
ドクンッドクンッ))
鼓動が早くなる＿＿
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驟雨(プロフ) - なえさん» ありがとうございますｯ！！励みになります！ (2021年5月14日 15時) (
レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます(^^)v (2021年5月13日 21時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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