日常16 ページ17
in里桜高校
真人side
真人「闇より出でて闇より黒く その穢れを禊ぎ祓え」
そう言うと辺りは断然暗くなる。
真人「おー、できたできた♪」
夏油「悪いね真人、私の残穢を残す訳にはいかないから…。"帳"の効果は?」
真人「・内からは出られない・外からは入れる
あくまで呪力の弱い人間はだけど」
夏油「住宅地での事前告知のない"帳"すぐに"窓"が通報するだろう。
君の考えている絵図が描けるといいね」
描けるといいね…なんて口にしてるけど、邪魔が入るとでも?
入ったら入ったで殺せばいいじゃん。あ、宿儺の器は別か!
ならもう1人のガキを…
夏油「そうそう真人、宿儺の器と真人の玩具以外にも少年が1人居ただろう?」
真人「あぁ、夏油が面白いよって言った奴?」
夏油「その子も殺さずこちらに引き込む」
真人「はぁ?何それ、なんかメリットあんの?宿儺みたく特級呪霊が宿ってるわけでもあるまいしさぁ…」
夏油「いや、元々引き込もうと思っていたんだよ。あの子が高専側にいると後先めんどうでねぇ。早めにこっちに来させたいんだよ」
やれやれと言わんばかりにそう言う。
なら何故小さいうちに攫わなかったのかと聞いたら「まさか本格的に行動する前にバレるとは思わなかったんだよ」とのこと。
あぁそういえばこの前、1人宮城まで行ってたっけ?
あいつを探しに行ったのか。
夏油も結構抜けてるところあるんだな〜
まぁでも、悪巧みしていることに変わりは無さそうだ
夏油「__それじゃ私はお暇させてもらうよ」
真人「えぇ〜、夏油も見てけばいいのに。きっと楽しいよ?」
・
"愚かなガキが死ぬ所は"
_______
Aside
俺らの目的地である里桜高校に着く。
虎杖「俺は体育館の方に行く!A達は校舎の方を見てくれ!」
「コクッ))気を付けろよ」
虎杖「おう!お前らもな」
そう言って俺らは別れる。
右脳「つってもさー、どこ見りゃいいわけ?」
左脳「校舎を回るしかないだろう」
「それだと時間がかかる。二手にわかれよう」
右脳「さんせーい!」
左脳「わかった」
ピンッ))
俺はサーノに繋がっている糸を切った。
「サーノ」
左脳「?」
「迷わず殺せよ」
左脳「……了解」
そう言うと走っていくサーノ
「俺らも行くぞ」
右脳「りょーかーい!」
覚悟は出来てる。
そう
人を手にかける覚悟"だけ"はできてた__
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驟雨(プロフ) - なえさん» ありがとうございますッ!!励みになります! (2021年5月14日 15時) (レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます(^^)v (2021年5月13日 21時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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