つばさと感情の石達第三章 (ページ32)

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正義ページ32

アランside

つばさのアブソルがこちらに目線を向ける。
アラン「……分かってるさ。心配するな」
多分、外に出ているリオル達をつばさの代わりに指示してほしいということだろう。
シュウ「さて…こっちも行くか。ドガース、ヘルガー」
奴が出してきたのはドガース。そしてヘルガー。
今気づいたが、奴の手のひらに黒いひし形の石があった。もしかしたら彼女がヤミノカタマリとか言っているやつかもしれない。
アラン「……リザードン！ドガース向けて火炎放射！リオル！ヘルガーにバレットパンチ！
リザード！お前も火炎放射でヘルガーを殴れ！！」
すると、すぐ側にヤヤコマがいるの気がついた。
体格が小さいため、すぐには気づかなかった。
アラン(いや待てよ？……使える)
アランはヤヤコマに上に上がるよう指示した。
そんなことには気づかないシュウヤ。
シュウ「ヘルガー、あくのはどう。
ドガース、お前は避けろ」
アラン「ならば…！リザードン！リザードの応戦に入れ！」
すると、2匹は顔を見合わせ頷いてヘルガーのあくのはどうを相殺していく。
そのあいだ、リオルは高速移動を使い、ヘルガーの硬い殻の上から強烈なバレットパンチが入る。
アラン「よくやったリオル！……リザード、リザードン！そのまま火力アップで押し切れ！」
と、その時。
シュウ「ドガース、毒ガスだ」
紫色の煙が立ち込め、俺の目の前を覆う。
俺の前には薄い色をしたバリアが貼られていて、影響はない。
しかし、煙が晴れると、その場で辛そうにしているポケモン達がいた。
…毒状態だ。
アラン(……どうする、この状況………
今無理にメガ進化させたら間違いなく暴れる……
つばさのポケモン達も今動いたら間違いなくぶっ倒れる………

どうする………………！？)
その時、淡く悲観の石が輝いた。

アラン「……そうだ。この方法があるじゃないか……」
アランは手を前に突き出して、こう言った。

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＜Poison state cancellation.And clear the fog.＞