つばさと感情の石達第三章 (ページ22)

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生命の木ページ22

つ「生命の木。……世界中のありとあらゆるものの生命の源となる木。私の命でもあるし、
サトシさんたちの源でもある。もちろんポケモン達でもありえる。……生命の木はとても癒しの力が強い。その下にいるだけで瀕死の人でもポケモンでも連れていくと一瞬にして傷が治る」
そう呟いた私。
しばらくすると、花が咲き始めた。
白い、綺麗な花だ。
すると、その花のひとつが風で取れ、こちらに飛んできた。
私はそれをそっと手に取り、小さなビンの中に入れた。
つ「ご愁傷様です………」
そう呟いて。
……その時だった。
強い風が吹いて、後から後から花が落ちる。
つ「……生命の木が……………おかしい…」
そう直感した。
もしかして、これから怒ることへの予言？
コルニのルカリオも、何かを察したのか、その木をじっと見つめる。
しばらくすると、叫び声が聞こえる。
『嫌だ死にたくない助けて誰か』
を無限ループで喋っている。
私は耳を抑えてかがみこんだ。
サトシたちにも聞こえるらしい。
つ「いか……なきゃ…………」
私は立ち上がって走った。
生命の木の元に。
そして着く。
つ「生命の木よ……私に答えて…何が起こるの？
何か災害が起こるの？」
すると、頷くかのようにザワザワと揺れた。
すると、咲いている青い花達の様子がおかしい。
つ「こんな事って………ありなの？」
私は身の危険を感じてすぐに逃げた。
つ「サトシさん！れいちゃん！！ここはもう時期崩壊する！！一旦れいちゃんの世界に逃げましょ！！」
そう言って、れいちゃんが唱える直前に飛び込んだ。