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亜「そんなことより、これ見ないの?」
『あ、見る見る!』
亜「Aはどのへんにいたの?」
『んー、あ、このへん!』
亜「あー、俺あんまそっち行ってない?」
『え、そんなことなかったよ』
って言っても私、
モニターばっかり見てたんだよな。
亜「どうせモニター見てたんでしょ」
『え!なんでわかったの?』
亜「性格的に?」
『え?性格?』
亜「モニターの方が効率よく見れる、とか考えてそう」
なんだそれ。
『違うよ、』
亜「そう?」
『いや、モニターばっか見てたのは正解だけど』
亜「やっぱ」
亜嵐くんはまた笑って
また私にベタベタくっついて
「落ち着くー」って肩にもたれ掛かった。
『それ、彼女が彼氏にするやつじゃない?』
亜「いいの、」
『じゃあ、次私のターンね』
亜「12時間後ね」
また笑って、
あーでもない、
こーでもない、って
言い合ってるうちに
亜嵐くんは寝てしまった。
『明日肩、痛いんだろうなー』
だけど起こすのは嫌で、
微かに香る亜嵐くんの香りも
心地よくて、
ライブ映像の途中、
私も気付けば眠りに落ちていた。
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さき(プロフ) - れっどあっぷるさん» ありがとうございます!コメント頂けて本当に嬉しいです!!更新なかなか遅いのですがこれからも応援して頂けると嬉しいです^ ^ (2018年1月3日 15時) (レス) id: e57df57395 (このIDを非表示/違反報告)
れっどあっぷる - すごくドキドキしました!!ほかの作品にはない独特の暖かさがあってほっこりしました!!続きもすごく楽しみです!!更新頑張ってください!!応援してます!! (2017年12月31日 13時) (レス) id: 42b2636626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さき | 作成日時:2017年12月4日 14時