目が覚めたら産屋敷邸だった件。2

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貴方side


目的地に着き、まだ相手もいないと分かったところで少し呼吸の練習をすることにした。とりあえず壱ノ型から順に技を放つ。




高い気の上に登り、伍ノ型を出して下に着地すると、同時に知らない味がした。




(『もしかして、合同任務相手かな？』)





そう思いその味がする方へ顔を向けると、









黒髪の短髪に左右の髪が少し長くなった髪型

勾玉のようなものをつけた首飾り

腰ではなく後ろに担いだ刀



隊服の前を少し開けたその姿_________









(『え、え、は！！？？？？か、か、かかかかかかかか






獪岳じゃん、、？！？！！！？！！』)






もう大混乱だよね。私雷兄弟大好きって言ってたんだけど(最終選別で善逸と話した時言った)鬼の中でも獪岳めっちゃ好きだったんだよね。すごいクズっぷりたなって思ったけど
まーーーあお顔がタイプでタイプで。なんてったって黒髪に弱いですからね私は。それにその素晴らしい低音ヴォイスに耳やられたよね。(ただの作者の好みです土下座)






思わず取り乱してしまって更に焦ってしまう。獪岳からはなんだコイツ…といった目で見られ味もそういう味に広がった。


心做しかイライラしているようにも見える。



(『ああああああああやだやだ開始早々嫌われたくないよ私！！！！』)




とりあえず自己紹介だな、と思い自分の名を口にする。まだまだ産屋敷の姓を言うのは慣れないが、
産屋敷Aです、そういうと、獪岳から驚きの味がした。



(『やっぱりこの姓聞いたらそうなっちゃうよね。』)


そう思っていたが、案外その味がしたのも少しで、
理解したような、妙に納得したような味がした。




『あなたの名を聞いても…？』



知っているが一応聞いておかなければ。そう思い獪岳に問う。



お前みたいなカスに教える義理なんざねぇとか言われるかなって思ったけど

少し間が空いてチッと舌打ちをし








｢俺は…

俺は桑島獪岳。｣







そう言ってくれた。




(『うわぁ…この場合獪岳って姓が桑島になるんだ…え…すき…』)









___

更新遅れてごめんなさい。
実は最近睡眠が取れてなくて…お陰で体調崩して学校やすみました()


一応朝、夕方、夜って感じで更新する形にしたかったんですけど、朝はなかなか難しいですね…



この3日間はお詫びとしてたくさん更新したいです。




あ、あと姓、桑島にしておきます＾＾

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