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貴方side
気がつけば気持ちのいいまどろみの中に意識があった。
『…ん、んん…？』
『…ここは…』
(『あれ、私縁側にいたんじゃなかったっけ…？』)
ぼーっとした頭で昨日のことを思い出す。
『…あっそうだ…私、炭治郎と…』
誰が私をここまで運んでくれたのかはすぐにわかった。
ここは病室か…
まだかすかに炭治郎の味が残ってるし、さっき出ていったばかりなのかな…
んん〜…と背伸びをし、起き上がる。
顔を洗い、髪の毛を少し整え眠い目をこする。
(『炭治郎にお礼言わなきゃ』)
炭治郎を探しに朝の蝶屋敷の廊下を歩く。
(『…昨日は竈門兄妹に色んな意味で振り回されたな…』)
炭治郎はいきなりあんなこと言い出すし、禰豆子ちゃんは可愛いし可愛いし可愛いし()
(『…とんでもねぇ兄妹だ。』)
そう思っているとなにやら美味しい味とともにいい匂いが鼻を擽る。
『朝ご飯だ…！』
善逸達もいないということはもう部屋に行っているのだろうか。
そう思い小走りで向かう。
味がした部屋の襖の前で止まる。
襖を開けると、丁度アオイちゃんたちがご飯を運んでいるところだった。
炭治郎｢！起きたのか！おはよう、A。｣
『あっはい…！お、おはようございます、
あの、炭治郎くん、昨日、運んでくれましたよね…？
すみません、完全に眠っちゃってて…』
炭治郎｢ああ！気にするな、俺の病室に寝かせたが良かったか…？｣
『全然大丈夫です！感謝します！』
炭治郎｢そうか、よかった｣
そう言ってニコッと微笑む炭治郎。昨日のこともあり、ちょっとドキドキしてると、
善逸｢Aちゃん！！？おはよう！！｣
善逸がスパンッと勢いよく襖を開けやって来た。
『おっ…！？お、おはようございます…』
突然の事でびっくりしていると、
伊之助｢あ？なんだ子分、やっと起きたんか｣
伊之助もやって来て、みんなで並んで朝食を摂ることになった。
アオイちゃん達が作ってくれたご飯はどれも美味しくて、こんなに美味しい物をたくさん作ってるのか…と感動した。
しばらく食べていると、善逸がくねくねしながらこちらに顔を向けてきた。
『ぜ、善逸くん？』
善逸｢ね！ね！Aちゃん！Aちゃん、俺が薬飲んだらご褒美くれるって言ったよね！！｣
(『そんなこと………
言ったな。』)←
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奥山乃愛(プロフ) - 私鬼滅の刃のキャラ全員好きなんで累がもし生きてるなら嬉しいです……… (2022年6月9日 18時) (
レス) @page19 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - すいません質問です！この小説累って生きてますか？ (2022年6月9日 18時) (レス) @page11 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 自分の名前でやったら無事キュン死できましたありがとうございました (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - こんばんわ!素敵な作品ですね!応援してます:) そういえば68話の最後の方「なほ」が「かな」になってましたよ! (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - ちょっと遅れましたが続編おめでとうございます！短編？面白かったです！体調に気をつけて下さいね(*^^*) (2020年6月16日 23時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タラの芽 | 作成日時：2020年5月29日 14時
