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Aside

?「おっ 三宅さんお帰りー」

?「もう!!Aちゃんが居なかったから仕事で分からないところ聞けなかったんだからね!!」

(えっ....)

私があわあわと動揺しているとざわざわとさらに後ろから足音が近づいてくる

「では...「探偵社で一番謎が深い三宅さんに質問してみよう!!」をやっていきたいと思います!」

賢治くんが私の前にある黒色の椅子にちょこんと座り、右手に持っている白色のボードと私を交互に見ていた

そしていつの間にか賢治くん以外の社員も私の前に座っていた

桃花は桜色の傷一つ無い椅子に座っており、敦や賢治は少し年季の入った青色の椅子に座っていた

(えっ?どういうこと?何でいきなり私に質問?)

私が口をぽかんと開け、まるで銅像のように固まっていた

そんな私を見て桃花がクスクスと笑っていた

「では...第一問!!身長は何センチメートルですか?」

「はい?」

私は賢治くんからの予想外の質問に思わず驚きの声を上げてしまった

後々考えてみたら「そりゃあそうだろう」と自分でも思う

だって最初の質問でいきなり身長を聞く人などなかなか居ないのだから

「えっ?えーっと......」

私がかなり戸惑っていると痺れを切らしたのか桃花が

「早く答えてよ!!」

と頬をまるで風船のように膨らませ、私を軽く睨んできたので私は

(面倒くさいな...)

「はぁ...身長は155センチメートルです..」

と肩をガクンと落とし深く溜息をつく

(そんなことより溜まりに溜まった仕事をしたいんだが?)

私は右斜め奥にある自分のデスクをチラチラと見ていた

私のデスクには赤、緑、橙色のファイルが大量に置かれており、その隣には書類が乱雑に積まれていた

「へぇ〜そうなんですね!!では...」

賢治くんが唾をゴクリと飲み込む

「三宅さんは異能を持っていますか?」

夕日が窓から差し込んでいる珍しく静かな探偵社に、賢治の元気な声が響いていたのだった

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 武装探偵社   
作品ジャンル:アニメ
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かなこ - 瀬見日詩さん» もちろん!!全然いいですよ! (2022年3月6日 20時) (レス) id: c438098da6 (このIDを非表示/違反報告)
瀬見日詩(プロフ) - いつも更新を楽しみに待っています、和泉日詩です。かなこ様。もうすぐ新作を作ろうとしているのですが、この作品とモチーフにしているものが被るので、というかこの作品を見て思い付いたので、似てしまうところがあると思うのですが、投稿してもよろしいでしょうか? (2022年3月6日 20時) (レス) id: 2a99db13e3 (このIDを非表示/違反報告)
かなこ - わかめさん» コメント有難うございます!!勉強の参考になれて嬉しいです!之からも更新頑張ります! (2022年3月5日 15時) (レス) id: c438098da6 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - くれますように。桃花ちゃんへのコメントは以上なので感想を書きますね(?)とても面白くて、人に仕事を押し付けることは改めて悪いということがわかりました。この作品は仕事の辛さがわかるので、とても勉強になりました!これからも更新頑張ってください! (2022年3月5日 15時) (レス) id: 95dd8f7dcc (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - 初コメ失礼致します。桃花ちゃんへ、人のことを地味って言うのは良くないと思います。そして人に仕事を押し付けて自分はゆっくりお買い物やホットミルクを飲んだり、三宅さんが終わったらお礼を言わず「そこに置いといて!」はあんまりだと思います。桃花ちゃんが答えて (2022年3月5日 15時) (レス) @page43 id: 95dd8f7dcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなこ | 作成日時:2022年2月9日 22時

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