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鬼達「久方ぶりの人肉だ!!」
もう待てないといわんばかりに鬼が炭治郎とAに襲い掛かる。
──水の呼吸 肆ノ型 打ち潮──
次の瞬間、鬼の頸が飛んだ。
鬼の体がボロボロと崩れていく。
その様子を見て炭治郎は悲しそうな、切なそうな顔をする。
「(鬼に同情か... 随分なお人好しだな)」
──私はいつか鬼になってしまう──
「(そう言えば彼に嫌われてしまうのだろうか...)」
炭「A?」
炭治郎はAからする悲しい匂いに気付く。
Aにとって優しくされることは幸せであった。
だからこそ自身の秘密を打ち明けられずにいた。
「どうしたんだ?そんなに心配そうにして。」
炭「Aが凄く悲しそうだったから...」
「そうか...」
Aは迷った。
秘密を打ち明けるべきか。
思えば何故迷ったのだろうか。
炭治郎が優しいからか、又はその他の気持ちなのか。
Aはまだ気付かない。
「...炭治郎。」
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ありま(プロフ) - 「近ずく」ではなく「近づく」が正しい語かと思います。ご確認ください。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: f98bd03ab1 (このIDを非表示/違反報告)
1775 - 花帆さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉を貰えるとは…!支えになります、ありがとうございます! (2019年8月31日 8時) (レス) id: c25ea08818 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 炭治郎の短編面白かったです(*´ω`*)炭治郎がいてくれる安心感にきゅんとしました! (2019年8月30日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆで卵 | 作成日時:2019年8月10日 14時