──最終選別── ページ2
「(わあ、綺麗な景色...
最終選別に来たはいいものの少し心細いな...)」
Aはそんな弱音を吹き飛ばしけじめをつける為、頬をパチン!と叩いた。
「(...痛いな)」
少女「皆さま、今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり外に出ることはできません。」
少女「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。」
Aは少し惨たらしいなと思いながらも少女達の話を聞き続けることにした。
少女「しかしここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります。この中で七日間生き抜く。」
少女「それが最終選別の合格条件でございます。では行ってらっしゃいませ。」
「(成程、気をつけなきゃいけないな。)」
Aは一旦考える素振りをして走りだした。
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ありま(プロフ) - 「近ずく」ではなく「近づく」が正しい語かと思います。ご確認ください。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: f98bd03ab1 (このIDを非表示/違反報告)
1775 - 花帆さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉を貰えるとは…!支えになります、ありがとうございます! (2019年8月31日 8時) (レス) id: c25ea08818 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 炭治郎の短編面白かったです(*´ω`*)炭治郎がいてくれる安心感にきゅんとしました! (2019年8月30日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆで卵 | 作成日時:2019年8月10日 14時