転生? ページ3
――――――――……………おき……お…て―――――――
………誰、だ?
――――――……おき………ろ…………って―――――
A『……………うーん』
ヤダあと10時間………………
???「起きろって言ってるだろー?!」
A『おわっ?!』
ゴチンッ!!!と脳天に鈍い衝撃を受け、飛び起きた。
クッソ、久しぶりに寝れたのに………
…………なーんて呑気に考えている場合じゃないこの状況。
だって、
A『何故ここは会社じゃないんだ?』
周り全てが何もかも違う。
まっっっっっっ白。こんな部屋マンガでしか見たことない。
???「やあっと起きたな!君何回揺すっても起きないんだもん。
ココでも、もう死んだのかと思ったー!」
目の前には顔が見えない程長くてブカブカなローブをかぶった子供がケタケタ笑ってる。
もう俺の脳内は鳥の巣みたいにぐっちゃぐちゃで、唯一発せれた声が、
A『………んあ??』
…………大人として情けないの一言に限る。
???「まぁ、ボクちんの事は神様とでも思っといてよ!」
A『何を言い出すんだ……?俺ついにイカレちまったのか…………?……会社から金もらえるかな……』
神様(仮)「だぁからー!さっきチョロっとこぼしたけど、君はもう死んだのー!会社のデスクで居眠りしてたらそのままこっちに来たのー!」
死んだ????俺が?
………ないわーw
と思いたいのは山々なんだが、
A『体が透けてなかったら否定ができたんだろうけどよ……』
拝啓、お母様、お父様へ
俺は会社の机で呆気なくぽっくり逝ったみたいです?
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作者名:ケツ毛 | 作成日時:2018年5月15日 17時