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学園生活55日目 ページ16

二時間ほどみんなと話をしていたがお兄ちゃんの顔色が悪くなった。
今日はここまでにしてみんなには私の部屋に居てもらおうかなと思った。
それを言おうと口を開くとなーくんが先に言った。

ななもり「ショウマくん。顔色悪いよ?大丈夫?」

なーくんはそういえば鋭いんだったなぁ…
顔色が少しでも悪ければ気遣おうと行動する。そこがなーくんのいいところだけど。
お兄ちゃんはどう出るのだろう?妹の私が手を出しちゃダメだから見張っとく。

ショウマ「少し、疲れた…かな?」

笑いながらお兄ちゃんは言った。
そう言ったのでなーくんは切り上げよう!という感じで声を出した。
するとみんなははーいと返事をして部屋から出ていった。一人一人一言を残して出ていった。
全員が出ていった後私はお兄ちゃんにお水を渡した後に出ていった。

莉犬「いつ見てもイケメンな顔してるよね〜」

るぅと「僕たちよりイケメンですよね。」

美優「さとみさとみ、この後ゲームしよ!」

さとみ「お前空気考えろよwww」

そんなこんなで私の部屋に全員を連行しておいた。廊下でワーワー言ったらお兄ちゃん起きちゃうし、迷惑になるからね。
私の部屋に行くとさと兄、ころちゃん、美優はテレビゲームを始めた。
なーくんとジェルくんは話しててるぅとくんと莉犬くんは私の本を借りて読んでいる。
真面目だなぁ…二人は。
暇になっちゃったし、なーくんとジェルくんの会話に入ろうかな。

ななもり、ジェル「癒菜!」

癒菜「ひゃい!!」

急に呼ばれたから私は驚いて声が裏返った。
それにちょうど声をかけようと思ってたからいいかもしれない。

ななもり「あ、あのさ!」

ジェル「俺らと一日だけ過ごせへん?」

癒菜「それってお出かけの誘い?」

ななもり「もちろん!俺とジェルくんと癒菜の三人でさ。」

そう言った二人の目は真剣そうだった。
そんなに強ばらなくてもいいのに。

癒菜「いいよ?」

ジェル、ななもり「よっしゃ!!」

ななもり「やったよ、ジェルくん!!」

ジェル「やったね、なーくん!!」

そう言いながら二人が抱きついてぴょんぴょんと嬉しそうに跳ねている。
二人とも可愛いなぁ…そう思ったのだった。

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作者名:キャラメルマキアート | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年4月18日 2時

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