学園生活53日目 ページ14
それから数日後いよいよ明後日はころちゃんの家でお泊まり+ドッキリ!!
今日は特になにもすることがないので課題をしよう!そう思って部屋に行こうとした時だった。
母「ただいま〜」
父「ただいま〜」
ショウマ「ただいま〜」
その声を聞いた瞬間私は玄関へと走り出した。
そこにはお母さんとお父さんとお兄ちゃんがいた。お兄ちゃんがここへ来たということは。
そう思った瞬間私は嬉しくてお兄ちゃんに抱きついた。もちろん優しく、ね?
ショウマ「癒菜は甘えん坊だな〜。」
癒菜「お兄ちゃん、おかえりなさい!」
お兄ちゃんと抱き締めあった後にすぐに両親によって引き剥がされてしまった。
体の弱いお兄ちゃんが寝ずに平気なわけがないという判断からである。お兄ちゃんに会いに次に行く時にはベッドに寝ながらの出会いとなった。
癒菜「お兄ちゃんは願いあるの?」
ショウマ「そうだなぁ。僕は別にいいから癒菜に笑っていてほしいかな。」
癒菜「お兄ちゃん、せっかくまた会えたんだからいっぱい遊ぼうね!」
ショウマ「ありがとう。癒菜も元気でよかったよ。」
お兄ちゃんからの微笑みはとても絵になるほどの美しさがあった。
私は綺麗…と我が兄ながら思って見とれてしまった。それを目覚めさせるかのようにお兄ちゃんは私に話しかけた。
ショウマ「癒菜。水をくれないかな?」
癒菜「うん、持ってくるね!」
私は急いで部屋を出てお兄ちゃんのために水を持ってきた。
お兄ちゃんとこうやってたくさん話すのは久々だから嬉しかったのだ。
そうだ、このことをみんなにも報告しよう!
きっとみんな来てくれる!そう信じて私はLINEを打ったのだった。
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作者名:キャラメルマキアート | 作者ホームページ:なし
作成日時:2020年4月18日 2時