学園生活52日目 ページ13
日がどんどん暮れ始めて気づけば海で遊んでいる人は少数となってしまっていた。
今日はいろいろあったけどとても楽しく過ごせた気がする。この日を終えたらころちゃんの家に行ってドッキリするんだよね。
ななもり「そろそろ切り上げようか。」
莉犬「うん、さすがに疲れたし遅いからね。」
るぅと「冷える前に着替えて帰ろ〜」
ということで全員海から出て更衣室で着替えて戻ってきた。浮き輪とかはみんなでしぼませてなんとか荷物をみんなで持った。
写真はちゃんと撮ったからいい思い出になるよ。バスに乗って帰る時、私はころちゃんと隣の席だった。みんなは疲れたのかバスの中でぐっすり眠っていた。ころちゃんもぐっすり眠っていた。まぁ、このバス最後のバス停が私たちの降りる場所だから乗り過ごすことはないけど。
癒菜「みんなお疲れ様。」
そう言って私も一寝入りをした。
気づけば誰かにおぶられてて温もりを感じた。
完全に意識がはっきりとしてきてその後ろ姿から誰かすぐに分かった。ジェルくんだった。
安心して?私の服装は短パンだから見えないよ。
ころん「あ、癒菜おはよ。」
癒菜「おはよぉ〜。ジェルくん、重かったよね。ごめんね。」
ジェル「いや、全然軽かったで?あと謝らんで?俺が起こさずにおぶるって言ったんやで?」
そう言ったジェルくんはかっこよかった。後ろ姿だけど見直した。
すると莉犬くんとるぅとくんが眠そうな私の顔を面白がって頬をつっついて遊んできた。
さと兄はなーくんと話しながら歩いててジェルくんところちゃんで話していた。
だけど私が寝ているということに気遣ってくれているのかいつものテンションで騒がしくない。空は少しだけ暗くなってきていて私はみんなと過ごしている時間を改めていいなぁと思った。
12人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キャラメルマキアート | 作者ホームページ:なし
作成日時:2020年4月18日 2時