天使な転校生ちゃんの学園生活２ (ページ11)

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学園生活５０日目ページ11

準備体操を終えてみんな海で泳いでいる。
みんな運動神経がいいから泳ぐのも早い。
私の場合浮き輪をつけて暇を潰してしまっていた。プカプカ浮いているとその近くをさと兄ところちゃんがクロールで通り過ぎていった。

癒菜「なーくんとジェルくんは〜？」

るぅと「確かサーフィンやりたいとか言って借りに行ったけど。」

え、なにそれ。絶対かっこいい。
莉犬くんとるぅとくんと行動することになったが二人はなにをするのだろうか。
さと兄やころちゃんみたいにガッツリ泳ぎはしないと思う。まったり系の遊びをしそう。

莉犬「癒菜ちゃん、るぅとくん！あっちで砂の山作ろうよ！」

るぅと「いいね！」

癒菜「作る作る！」

山を作っているとなにやら歓声が聞こえてきた。海の方を見ればなーくんとジェルくんがサーフィンをしていた。それを見た他の女子たちが彼らに黄色い声を向けていた。
なーくんとジェルくん…かっこいいからな〜。
というか二人とも上手！

莉犬「るぅとくん。カニ捕まえた！」

るぅと「ほんとだ。小さい〜。」

癒菜「可愛い〜。」

そんなことを話していると泳ぎ終えたさと兄ところちゃんが海からあがってきた。
二人ともたくさん泳いだのか息切れをしていて疲れてることが分かる。

さとみ「俺ら飲み物買ってくる。」

ころん「疲れたぁ〜」

莉犬「じゃあ俺も買ってこようかな。」

癒菜「私も買いたいな。」

るぅと「じゃあ僕も！」

五人で自販機に来た。
さと兄ところちゃんが買った後私、莉犬くん、るぅとくんの順番で買った。
私はなーくんとジェルくんの分も買っておいた。サーフィンでお疲れの時に渡そうかなと思って。

るぅと「莉犬莉犬！貝殻見つけた！」

莉犬「ほんとだ！落ちてるのかな？」

二人は可愛らしいことばかりする。
疲れたので私は荷物の置いてある場所に待機することにした。ちょうど日陰になってるところに座ってみんなが楽しんでいるところを見つめていた。
確かサーフィンはレンタルするのに一時間のはずなのでそろそろ帰ってくる頃だろう。相変わらず二人には熱い目線が向けられている。
さと兄なんてさっき逆ナンされてたし、ころちゃんは迷子の子の親を探していた。
ある意味目立つ六人。