短編7ー2 大人のステップとは ページ27
Aside
勇気を出して「大人のステップ」を踏みたいって伝えた結果手を繋げることになって今に至る
野坂くんはとってもモテる。歩いてる女の子はチラチラと野坂くんを見ている気がする
野坂「なんだかAちゃんと距離が縮まった気がして嬉しいよ」
A(ぼふんっ！！/////)
野坂「Aちゃんには僕がいるって証明できるし･･･ね？」
A「野坂くん///////わざと言ってる･･･？」
野坂「すぐ顔赤くなるAちゃん、可愛いね」
A「〜/////」
野坂「でもさ、僕も大人のステップ踏みたいな」
A「え？」
野坂「僕なりの大人のステップだよ」
A「？？」
ーーーーーーー
A「･･･って･･･」
野坂くんの部屋･･･？
野坂「王帝月ノ宮は寮生活だからね、部屋からあまり出ないでね」
A「う、うん！」
野坂くんの部屋だ･･･あまり物も多くなく、スッキリしている
野坂「Aちゃん、喉渇かない？」
A「あ、じゃあなにか貰おうかな･･･」
野坂「(ニコ)」
野坂くんの匂いがする。私、野坂くんの部屋に入っちゃっていいのかな
A「部屋に入れてくれてありがとう･･･///なんだか緊張するね」
野坂「僕の女の子を部屋に入れたのは初めてだよ」
初めて･･･
A「私も･･･！」
野坂くんは私の前にお茶を出し、隣に座ってくれる
野坂「部屋だと2人っきりになれるし、早く連れてきたかったよ」
野坂「けど、Aちゃんからあんなこと言うから･･･ね」
A「？あんなこと？」
野坂「うん、･･････」
A「野坂君？」
野坂「Aちゃん、隠れて」
西蔭「(コンコン)野坂さん、入ってもいいですか？」
A「え！？ど、どうしよう！」(小声)
野坂「落ち着いて、どこかに隠れて」
A「は、はい！」
ガチャ
西蔭「野坂さん、明日はー･･･」
野坂くんの友達･･･？と野坂くんは何やら明日の練習のことについて話していた
私はと言うと、ベットの中に隠れている
野坂「わかったよ、報告ありがとう、西蔭」
西蔭「はい、では」
野坂くんは静かにドアを閉めた
野坂「･･･出てきていいよ、Aちゃん」
もそもそっと私は布団から顔を出す
野坂「･･･ちょっと待ってね」
野坂くんは急に私の上にまたがってきた。これじゃ出られない
A「の、野坂くん！/////」
野坂「･･･やっぱり出ちゃダメだ」
短編7ー3 交わるとき ※甘→←短編7ー1 初々しいとは正義です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桃香 | 作成日時：2019年12月24日 20時
