短編5ー1 プレゼント開封 ページ19
Aside
稲森「わー！俺、手袋だ！」
氷浦「それ、俺からのだよ」
稲森「うおー！マジで！ありがとう！」
A「･･･」
私はさっき明日人くんが持っていた2つの袋は勝手に野坂くんのものだと思ったけどそりゃ開けないと分からないか･･･
円堂「A、開けたらどうだ？そんな袋見てないで」
A「は！Σは、はい！」
野坂くんのであって欲しい･･･！
ガサガサ･･･
フェンスタオルが2枚出てきた
つくし「あ！それ私からのです〜誰でも使えるものって考えたらタオルかなぁ〜って！」
A「あ、ありがとう嬉しい･･･！」
野坂くんからのブレゼントではなくて残念だが、そうそう上手くいく訳ないか、いや、これはこれでとても嬉しい。つくしちゃんもとてもニコニコしている
剛陣「あれ？なんだこりゃ、スイカ柄のコップだ」
西蔭「･･･(野坂さんのために買ったのに)」
野坂「僕のは、靴下だね」
稲森「あ、それ俺からだよ〜靴下ってすぐ汚れるからみんな使えるかなって」
野坂「もちろん使わせてもらうよ、ありがとう」
せめて私の選んだプレゼントが野坂くんの手元にいけばいいと思っていたがこれもうまくは行かない。私のプレゼントはどこへ･･･
ヒロト「あ、スノードーム」
私の選んだものだ。ヒロトくんは私の選んだスノードームを見ている
A「あ、それ･･･私から･･･です」
ヒロト「ふーん、お前にしちゃいいもん選んでるじゃねぇか」
喜んでくれて良かったけど、野坂くんのプレゼント欲しかった･･･今年はもう諦めるしかないけど
灰崎「俺のはツリーだな」
野坂「僕からだよ」
灰崎くんが手にしてるのは小さいミニチュアのツリー、とても可愛い贈り物だ
欲しかった･･･
ーーーーーー
クリスマスパーティは終わり、私たちは後片付けをしている。みんなはというとテレビゲームをしている。ほんとに仲のいいチームだ
つくし「楽しかったね〜来年もできるといいね！」
A「そうですよね！きっと出来ますよっ」
杏奈「マネージャーも来年この3人で出来るといいですよね」
ーーーーーー
稲森「それじゃあまたみんな、また明日の練習も頑張ろうー！」
全員「おおー！」
みな、それぞれの家に帰る
A「･･･私も帰ろうっと･･･」
その時
ピコン
携帯が鳴った
ー皆帰ったあと近くの公園で待ち合わせできる？ー
野坂くんからのメッセージだった
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作者名：桃香 | 作成日時：2019年12月24日 20時
