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40. ページ5
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田中 side.
あの後俺は、
きょも、北斗、ジェシーの3人を呼び出して密会を果たした。
議題は、
“ A ” についてだ。
「 大我は何回かやったんでしょー、いいなぁ」
最近入ってきたジェシーは、
Aの前では猫かぶって居るけど本当はそんなことない、
ただの変態野郎だ。
「 あーあ、俺もAさんとやりてえなぁ、
つうか、付き合って欲しい、なんちゃって！AHA！」
「 お前はまず、猫かぶりやめろ、」
ジェシーときょもはまだAに相手されてるからいいとして、
俺は？
なんで俺あんな嫌われてんの？
「 · · · · · · 燃えるわ、」
やめとけよ、なんていうきょもの声が聞こえたけど、俺はそれには従わない。
俺は、今まで手に入れたいものはすべて手に入れてきた。
女も、金も、全部。
「 そういえば、ジェシーの友達の慎太郎くん？こないだAと出掛けてたよ」
突然のきょもからの爆弾発言。
なんだよ、あいつ。
最近入ってきた癖に、抜け駆けしやがって。
「なんか水族館行ったらしいよ、慎太郎楽しそうだった、」
付き合いたてのカップルかよ。
何が水族館だ。
俺は2人に聞こえないくらいの音で舌打ちをかまして、仕事の準備に取り掛かった。
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