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「そのコンビ組まれちゃ私そろそろ寿命縮まってもおかしくない」
「自分からそんな発言するなんて俺らも殺りやすいねィ」
「私は別にAの事嫌いじゃないんだけどね」
銀さんと土方さんは痴話喧嘩してるし、もうなんだか精神的にヘトヘトだ。
「あーそろそろ行かなきゃ」
「総悟くんしっかりA撮っててね」
「任せろィ」
「余計なお世話だアホ」
「いでっ」
喧嘩をしたままの土方さんと銀さんは私達の様子に気付く訳もなく、私は自分達のテントに戻る。
「なんで私の周りはこう騒がしいワケ」
「そりゃアンタが可愛いから」
「あーそーですか、よく言われる」
「自覚してんのかよ」
「土方さんに愛されてんだよ？私イケ女だろ」
「自分で言う当たりがアンタを下げてんだよ」
「現実は辛い」
*
「アンカーとか舐めてんだろ」
アンカーの足の速い女の子がどうやら怪我をしたみたいで、アンカーの前を走る予定だった私がアンカーに。
ちなみに補充された私の前の選手は由真だ。
「…はぁ」
私はグラウンドを思いっきり走る由真を見ていた。
中腰になり後ろに手を伸ばす。
今の所押されているがなんとか1位は保てていた。
「宇留川が転けるからよね」
迷惑ばっかりかけてくれる優しい宇留川ちゃん。
ぶりっ子か知らないけど、転けたらすぐに立て。
女の子らしさとかそんな所で求めてない。
「いったぁい」じゃない。
「うぃー頑張ってー」
「何その気だるそうな掛け声、全く気合いはいらない」
由真も足速くて少し差を開いてくれた。
残念ながらアンカーというのは陸上部とかが多くて、かなり差を詰められる。
なんで私なんだよ。剣道部の私がなんでアンカーなんだよ。
そう思いながらも必死に走るがやはり走るのに苦労してきた人間には追いつかれる。
すると由真の声が私の耳に入ってきた。
「蓮見と〜土方さんは〜」
「んなぁァァァァァァ！！！！」
結果は見事1位なのだが
「マジで殺されたいの、ねェ、ねぇ？」
「ごめんごめん、抜かされそうだったから」
「言っていいことと悪いことがある」
「そうでィ由真。安心しろ俺が全て撮ってる」
カメラから流れる私のんなぁァァァ！の声。
カメラ買ってきた近藤さん殴りに行こうかな。
「土方さん、やっと仲直りしたんですか」
「直る仲もねェよこんな奴と」
「ごめんなさい。
40分くらいしたら私の最終種目ですから」
「何出るんだ？」
「借り物競争」
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唐辛子の民(プロフ) - な、な、なんと...全て読んでくださるなど天使ですか、神ですか？あ、仏ですか。了解しました。応援ありがとございますゥゥゥゥ！！頑張りやすゥゥゥゥ！！！ (2018年8月21日 3時) (
レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
こくろん(プロフ) - 初めて唐辛子の民さんの作品を読みました！もう面白くって作品全て読んじゃいましたw応援してます！頑張ってください！ (2018年8月20日 17時) (レス) id: 0640f47a0f (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子の民(プロフ) - カラ松ガールさん» 愛してます。ありがとうございます。嫉妬系大好きでございます。リクエストありがとうございます！では、早速作成してきます！ (2018年8月16日 23時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - 過激ですかね。。。すいません。 (2018年8月16日 23時) (レス) id: 146ccfef01 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - 土方さんが夢主の部屋に入った時、夢主が床どんされてる状況を見て嫉妬してしまう土方さんがみたいです！ (2018年8月16日 23時) (レス) id: 146ccfef01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子の民 | 作成日時：2018年8月12日 23時
