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「ありがとうございました。
またいつでも来て下さい、連絡してくれれば近藤さんにお願いしますんで」

「大丈夫よ、多分もう行かないから」

「それはどうもありがとうございます。怪我人が減ってお互いフェアですね」


すっかり暗くなった中、こんな女の人を1人で返していいものかと考えたがどうやら途中でタクシーに乗ると言って帰っていく。

そんな綺麗な背中を見届けると私は部屋に戻った。

「あぁ、そういやお妙さん自慢の怪力持ってんのか」

私はしん、と静まった屯所の縁側に座り
気持ちよさそうな顔で寝るみんなを微笑ましく思った。

「写真撮っちゃお」

インカメにして、私はニコッと笑うと寝そべったみんなを背景に写真を1枚撮った。


「Aちゃん、起きてたんだ」

「結さん…あ、お酒飲まないんでしたっけ」

「へへ、男なのに格好悪いよね…」

「そ、そんな事無いから!なんか清潔感あっていいよ!」

「そうかなぁ…」


難しそうな顔をした結さんに私は一安心して、持ってきたお茶を1口飲んだ。

「…あ、花火落ちてるよ」

「本当だ…線香花火?」

「勿体ないから使っちゃいなよ」


私は土方さんの手元にあったライターを取って花火に火をつけた。
結さんは相変わらず和む笑顔を私に向けて、なんだか照れくさくなる。



「お願い事、ちゃんとしないと」

「どうせ落ちちゃうし…あっ」

「あちゃ、落ちちゃったね… 。
でもAちゃんの事だし、土方さんの事お願いしてたのかな?」

「しっ、してない!土方さんと結婚出来ますようにとか!?してないよ!?」

「へー、結婚したいんだ」

「何故それを!?」

「今Aちゃんの口から聞いた」


「土方A…悪くないんじゃない…?」


結さんは私にそう問いかけた。
考えるだけで恥ずかしくなる質問に、私は黙り込んだ。
_______隠れ肉食だ。ドSだ。

「結さんは誰と結婚するの?」

「んー…強いて言えば、胸が小さいなら誰でも良いんだけどね」

「え、貧乳派?」

「勿論」

「結さんお酒飲んだ?」

「少しだけね?」

「そのせいか…。」


攻めた発言をした結さんに驚くが、恐らく彼はお酒に弱いのだろう。
私はその発言を見逃す様に部屋に戻った。

「おやすみ結さん」

「うん、おやすみ」



私は部屋に戻るとスマホを開いて適当に音楽を選んだ。
イヤホンからは少しうるさいくらいの音量で音楽が流れてくるが、私にはそれが丁度いいのだ。

結局いつも聴いてる音楽で、私は眠りについた。

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唐辛子の民(プロフ) - な、な、なんと...全て読んでくださるなど天使ですか、神ですか?あ、仏ですか。了解しました。応援ありがとございますゥゥゥゥ!!頑張りやすゥゥゥゥ!!! (2018年8月21日 3時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
こくろん(プロフ) - 初めて唐辛子の民さんの作品を読みました!もう面白くって作品全て読んじゃいましたw応援してます!頑張ってください! (2018年8月20日 17時) (レス) id: 0640f47a0f (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子の民(プロフ) - カラ松ガールさん» 愛してます。ありがとうございます。嫉妬系大好きでございます。リクエストありがとうございます!では、早速作成してきます! (2018年8月16日 23時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - 過激ですかね。。。すいません。 (2018年8月16日 23時) (レス) id: 146ccfef01 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - 土方さんが夢主の部屋に入った時、夢主が床どんされてる状況を見て嫉妬してしまう土方さんがみたいです! (2018年8月16日 23時) (レス) id: 146ccfef01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唐辛子の民 | 作成日時:2018年8月12日 23時

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