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Aside
「あんな奴にタバコ買わせに行って大丈夫なんですか？」
「小姓なんだからしょうがねぇだろ」
「絶対にマヨボロ買いませんってば。
私に任せてくださいよ…」
「別にお前が要らなくなった訳じゃねぇよ
教育っつーもんが必要だろアイツには」
「心配だから見に行きましょうよ」
「…確かに遅いな、行くか」
*
「あ」
何かと思えばやっぱりグダグダと迷っていた。
ほらね、と横を見ると土方さんは居なくてテツの方にドロップキックしに行っていた。
「いいからさっさと買えぇぇぇぇ！！」
「ちなみにメンソールじゃねぇマヨボロだ覚えとけ」
「あ、あの副長…」
「それ、誰ですか？」
だよね、そうなるよね。
私もその状態だもの。
そっち系の自販機に見事頭を突っ込んだテツ。
出てきたと思えばそれはまた可愛いベビーフェイスで。
「寝ぼけてんのか、お前らにも紹介しただろ」
「この前俺の小姓になった」
「佐々木鉄之助ですよ！」
「いやしんねーけどこんなやつゥゥゥ！！」
「誰だよ、土方さんこいつと何があったの？
私がいない間にどうやってサングラス外したら髭抜けたりするようになったの？」
「すいません、自分ベビーフェイスが恥ずかしくてグラサンで隠してたものですから」
「うっざぁい、本当にうざい。」
「新しく生まれ変わろうと思いまして！
Bボーイは卒業して、今の自分はＣボーイです！」
「これからは副長に尽くし、自分も江戸を守る1人として頑張るっス！」
キラーんという効果音のせいでうざさが増すテツに、黒人2人が再び登場する。
「おい！お前達も頭下げろよ！」
「つーかテツ、なんでさっきから中腰なんだよ」
「もしかしてお前｣
「タッテンジャネェノ！！！！！！」
「Aちゃんに関しては言いたいだけじゃん！！」
「たってねぇよ！お前こそたってんじゃねぇの？｣
「何、私？私ついてねーよんなもん」
また噛み合ってない。
おかしいんだよ、これは。
「邪魔だどけ」
土方さんはテツを蹴る。
するとその上を歩き部屋に戻っていった。
私もその上を歩き、土方さんの後を追う。
「待ってください副長！Aさん！
マジ、たってんじゃないっスって！」
*
夜、晩御飯前だ。
道場から竹刀がぶつかる音が聞こえた。
「うりゃぁぁぁぁぁ！！！！」
私は、立ってみていただけなのだけれど。
「(突っかかることしか考えてないじゃん
右手の勢いだけで竹刀を振ってる)」
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唐辛子の民(プロフ) - な、な、なんと...全て読んでくださるなど天使ですか、神ですか？あ、仏ですか。了解しました。応援ありがとございますゥゥゥゥ！！頑張りやすゥゥゥゥ！！！ (2018年8月21日 3時) (
レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
こくろん(プロフ) - 初めて唐辛子の民さんの作品を読みました！もう面白くって作品全て読んじゃいましたw応援してます！頑張ってください！ (2018年8月20日 17時) (レス) id: 0640f47a0f (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子の民(プロフ) - カラ松ガールさん» 愛してます。ありがとうございます。嫉妬系大好きでございます。リクエストありがとうございます！では、早速作成してきます！ (2018年8月16日 23時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - 過激ですかね。。。すいません。 (2018年8月16日 23時) (レス) id: 146ccfef01 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - 土方さんが夢主の部屋に入った時、夢主が床どんされてる状況を見て嫉妬してしまう土方さんがみたいです！ (2018年8月16日 23時) (レス) id: 146ccfef01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子の民 | 作成日時：2018年8月12日 23時
