自慢の彼 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:734 hit

私の彼1 ページ2

とある冬の日の朝
体が揺れるのを感じ目覚める
チェレン「A、朝だよ。起きて」
『う～ん…まだ寝る…』
チェレン「全く…。チラーミィ、くすぐる！」
チラーミィ「チラ！」
『きゃはは、やめ、てwww分かった、からwもう、起きた起きた！はははっ』
寝起きにチラーミィのくすぐる攻撃は酷くない？
この子は家で放し飼い(？)してるチラーミィ。私の目覚まし時計ならぬ目覚ましポケモンにもなりつつある
チェレン「早くリビングに来てね。チラーミィ、先行ってよっか」
チラーミィ「チラチラ！」
ベッドの上で軽く伸びをしてリビングへと向かう
『チェレン、外のポケモン達にご飯あげてくるね』
チェレン「外、寒いから上着羽織って行きなよ？」
『はーい』
上着を着て、外に出た。やっぱり寒い。当たり前か、まだ日が昇ってないし、冬だし
私達の朝は早い。太陽が昇る前に起きるのなんて当たり前。チェレンはジムリーダーでポケモンスクールの先生でもあるし、私は私でイッシュ地方を飛び回ってるし
『ハーデリア、ご飯だよ～』
ハーデリア「バウッ！」
この子は家の番犬のハーデリア。番犬って言うと怖く感じるけど、人懐っこくてとても賢い子
次に庭の一角にあるケンホロウ小屋へと行く。ケンホロウ小屋には雄と雌の2匹のケンホロウがいる。雄はチェレンのケンホロウ、雌は私のケンホロウ。このケンホロウ達はラブラブ！
『ケンホロウ！おはよう！ご飯の時間だよ』
ハーデリアとケンホロウ達にご飯を与え、家に戻る
『さむ～』
チェレン「寒いって言ったじゃん。ココアでも飲む？」
『いらなーい。チェレンで暖とるから』
私はチェレンに抱き着いた
チェレン「冷たっ！これ貸してあげるから離れて。僕まで冷える」
そう言って、自分が着てたブランケットを肩にかけてくれた。チェレンの体温が残ってて暖かい
『ありがとう！』
チェレン「A、今日の予定は？」
『え～っと、今日はライモンシティに行ってくる！カミツレさんに撮影の助手頼まれてるの！多分、夕方には帰って来れるからスクール行くね！』
チェレン「分かった。気を付けてね」
チラーミィ「チーッラ！！！」
突然、チラーミィが私に「はたく」をしてきた
『いったぁ…』
攻撃された勢いで倒れそうになったけど、咄嗟にチェレンが支えてくれたからセーフ
チェレン「A、大丈夫？チラーミィ、どうしたの！？」