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214話 ページ18

Aside

狼の子達が不思議そうに私の後ろを見ると

そこにはリドル先輩と、今事件の被害者達がいた


うん、問題なく治癒出来たようで良かった





リドル「おや、君はこういうの嫌いじゃないのかい?」

『道理の通らないものは嫌いですが、こういうのは寧ろ好物でしてね。リドル先輩こそ、お嫌いでは?』

リドル「……今回だけだよ」





周りは何がなんだかという顔だが

ま、すぐに分かるさ





トレイ「学園長、俺達被害者全員からお願いがあります

今回の大会、どうかサバナクロー寮を失格にせず、出場させてくれませんか?」





その言葉に、獅子の子達が驚く

まぁそうなるのも無理はないが…


なんせここはNRCだしねぇ





クロウリー「なんですって?つまり……彼らを許すと?」

ラギー「アンタ達……」









…………ふ、ふふ……あははっ

なーに感動展開と勘違いしてんのさ


そんなご都合展開なんて虫酸が走ることないかい?





『っふふ…っww、__あーおかし…っはは!』

エース「え…どったの?(引)」





んな引かなくても…←





『いや許すって…ふふっ、そんな訳無いじゃんか、ここNRCだよ?』

ジャミル「その通り。俺達は許すわけじゃない」

トレイ「サバナクロー寮に欠場されると、気兼ねなく仕返しできないからな」





そう言って彼らは、悪どい笑みを浮かべた

ふふふ、まだまだ子供の癖にこういう時はしっかりしてるんだから


いや、子供だからこそこの表情なんだろうけど





ラギー「え、ええっ!?」

ジャック「仕返しだと!?」





うんうん、それくらいが丁度良いよ

ヴィランなんだもんね?





リドル「学園内で魔法による私闘は禁止されているからね」

トレイ「マジカルシフトなら、れっきとしたスポーツだろ?」

『別名“魔法力を全開で戦うフィールドの格闘技”だけど』





これ、提案はトレイ先輩なんだろうなぁ

それにノリノリでGoサインを送る私も大概か





ジャミル「何があったかは知らないが、サバナクロー寮生の方が俺達よりボロボロみたいだしな」





いずれ君もそうなるんだよジャミル先輩←





トレイ「犯人が誰か分かった以上、寧ろ俺達が恨みを晴らすのにマジカルシフト大会は好都合、てこと」

ケイト「レオナ君、前に言ってたじゃん?試合中の攻撃は校則違反じゃないって」





自分の言葉には責任を持たないとねぇ?←

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どん - 続きが気になる (2021年4月13日 20時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 最新待ってます! お願いします!【土下座】 (2021年4月12日 12時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きありがとうございます! 最新がんばってください! お願いします!【土下座】 (2021年4月8日 7時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きが楽しみです! 最新してくださるのを待ってます! 最新お願いします!【土下座】 (2021年4月2日 10時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - こっちの小説も好きなのでうれしいです! 最新がんばってください! 応援してます! (2021年3月21日 9時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零月 | 作者ホームページ:http   
作成日時:2020年11月29日 17時

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