198話 ページ2
Aside
雲行きが怪しくなってきた
…………来る
グリム「な、なんだ!?全身の毛がゾワゾワするんだゾ!」
リドル「急速にレオナの魔力が高まって……くっ、魔封じが、持続できない……っ!!」
リリア「違う。これは魔力ではない。この邪悪なエネルギー……まさか!」
ユウ「これ……また…!」
『【シルフ、ここ一体を風の壁で囲うよ】』
シルフ【分かったわ】
シルフと魔力の波長を合わせ、魔力で辺りを囲む
周囲にまで被害を及ばせるわけにはいかない
ケイト「皆、伏せろ!」
そんな声も気にせず、魔力を吹き荒らす
首輪は…………外されたか
知ってはいたけど、流石の魔力だな…
レオナ「俺は生まれた時から忌み嫌われ、居場所も未来もなく生きてきた
どんなに努力しても、絶対に報われることはない______」
そうだね
努力は人に裏切られる
けど…けどね、視点さえ変えれば、報われるものはある
…お前が、踏み出す勇気を持てないだけだよ
レオナ「その苦痛が、絶望が……
お前らに分かるかァアアアッ!!」
私しか見えてないであろう黒い靄
その靄が、獅子の子を覆った
――――――ポタッ ピチャッ ビチャビチャビチャッ
シトリンのような黄金の魔法石が
濁った黒に、染まった――――
さぁ、本格的に、狩りを始めようか
レオナ【ガアアアァアアッ!!】
獣のような遠吠え
そうだ、思う存分叫んでしまえ
ジャック「何だ、ありゃ…!?レオナ先輩の体から、デケェ影が!」
デュース「あれは…ブロットの化身!?」
グリム「アイツ、リドルみてぇに闇落ちバーサーカー状態になっちまったのか!?」
激しい砂嵐が巻き起こる
…さぁ、魔力は十分だ
『【集え風】』
シルフ【狂え嵐】
A/シルフ【【全てを阻む壁となれ】】
瞬間、強い風のドームで囲われ
完全に形となった瞬間、強風は一切揺らがぬ凪となる
リリア「!精霊との魔法か」
『道は作る。立てる者は自力で外へ
エース、デュース、怪我人を運んで。他は、先生達へ連絡を』
リリア「あいわかった。しばし持ちこたえよ」
大丈夫だよ
終わらせるから
『【シルフは、風壁を持続させてて。もう一人応援を呼んでるからさ】』
シルフ【あぁ、彼ね。気を付けて】
ふふ、危険のうちにすら入らないよ
黄昏に似た金の蝶を生み出し、獲物を目で捉えた
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どん - 続きが気になる (2021年4月13日 20時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 最新待ってます! お願いします!【土下座】 (2021年4月12日 12時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きありがとうございます! 最新がんばってください! お願いします!【土下座】 (2021年4月8日 7時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きが楽しみです! 最新してくださるのを待ってます! 最新お願いします!【土下座】 (2021年4月2日 10時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - こっちの小説も好きなのでうれしいです! 最新がんばってください! 応援してます! (2021年3月21日 9時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
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