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俺とまゆの関係は同じまま冬休みに入った
毎年クリスマスはどちらかの家で過ごす
プレゼント交換したり、ちょっと美味しいものを食べに行ったり･･･
でも今年は、｢もしかしたら嫌がってるかも･･･｣って不安を感じてしまったんだ
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それを学校からの帰り道にまゆに直接聞いてみた
愁平｢今年のクリスマスも一緒に過ごす･･･よな･･･？｣
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一瞬の間があいて、まゆがふっと笑う
まゆ｢うん。毎年そうでしょ？今更どうしたの？｣
愁平｢いや、それならいいんだ｣
まゆ｢ふーん･･･変なの･･･｣
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それからはいつもの様に他愛もない会話で笑い合う
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でも何故かこの時俺は、まるで1人でいるみたいに孤独だった･･･
今思えば、この時俺は君にとって、ものすごく残酷なことをしてしまったのかもしれない･･･
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-クリスマス-
プレゼントを忍ばせてまゆの所へ
愁平｢今日どーするー？どっか行く？それとも家で過ごす？｣
まゆ｢あ、私、行きたい所あるんだけど･･･いいかな？｣
愁平｢おう。行こいこ。じゃあご飯も外で食べるか｣
まゆ｢うん！｣
二人で外に行く
愁平｢どこ行きてーの？｣
まゆ｢イルミネーション見に行きたいなーって思って！｣
愁平｢はぁー？そんなん今まで何回も見てるじゃん｣
まゆ｢いや、嫌だったら良いんだけど･･･久しぶりに見たいなーって･･･｣
愁平｢別に嫌じゃねーけど･･･ほら、さっさと行くぞ。暗くなっちまう｣
まゆ｢うん。愁平、ありがとう｣
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愁平｢うわっ。すげー人だな｣
クリスマスのイルミネーションなんて、大勢のカップルで人いっぱい
まゆ｢ほんとだね･･･｣
愁平｢まぁいいや。はぐれるといけねーから･･･｣
パッとまゆの手をとる
愁平｢さ、行くぞ｣
人混みをかき分けて1番綺麗に見えるところまで進む
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作者名：まい | 作成日時：2018年11月29日 20時
