「へーい！あかーし！」赤「それ...木兎さんそっくりなんだけど。」「当たり前でしょ((笑」赤「兄妹だからね。」木「あかーし！！」「うわ...本人来た...。」

赤い糸１ ページ18

貴方side


今日は、体育館が使えないから

3年生の教室で、ミーティングすることになっていた。



さっきまで先生に呼ばれていた私は

廊下の途中で会った、木葉さんと小見さんと一緒に

京治のところに向かっていた。



たしか、教室で待ってるって言ってた。



私のクラスの教室のドアを開けると






「京治ー？......あ。」






京治は、机に突っ伏して寝ていた。




「木葉さん、木葉さん！」




木葉「お？どしｔ...って、赤葦寝てんじゃん！」




小「めずらしー！」



本当に、珍しい。



授業中に、隠れて早弁してたりするけど

こんなに無防備に寝ている京治は

学校では、見ないから...。






「疲れてたのかな。......兄ちゃんの相手で。」






木葉「っぶは！((笑」





小「ちょ、やめたげて！！((笑...木兎かわいそう！((笑」





「......？」



私の言葉を聞いて、ゲラゲラと笑う二人。



それでも、京治は起きる様子がない。






「あ、そうだ。」






私は、スクールバッグから

裁縫セットを取り出した。





小「...なにそれ？」







「やってみたかったの。...京治、怒るかな。」








木葉「いやー、そんくらいじゃ怒んねーって。」





小「むしろニヤけんじゃね？((笑」

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