髪飾り ページ18
私は､花火から抜けて､坂に上がった｡
貴女:｢…ふぅっ｣
歩いて乱れた浴衣を直す｡
浜野:｢お疲れさ〜ん｣
私の隣に腰をおろす浜野｡
それに続いて､皆も私の周りに腰をおろす｡
南沢:｢ほら､これ｡ 落ちてたぞ｡｣
貴女:｢え､あ､ありがとうございます｡｣
私は南沢先輩から､髪飾りを受けとる｡
いつの間にか落としてしまったみたいだ｡
拾ってくれるなんて…｡
結構優しいじゃん｡
私は､髪飾りを頭につけようとする｡
だが､鏡がなくて上手くつけられない｡
貴女:｢んっ…､まぁいっか｡｣
そう言って､つけるのを諦めると､隣の浜野が私から髪飾りを取った｡
貴女:｢ちょ､浜野！｣
浜野:｢いいからいいから！ 俺に任せて？｣
貴女:｢はぁ？ 何言って…｣
浜野:｢ほら､動くなっちゅーのっ！｣
そう言いながら､私の頭に髪飾りを付ける｡
浜野:｢ほいっ！完成！｣
倉間:｢浜野にしては上出来だな｡｣
浜野:｢だろ〜？｣
嬉しそうにする浜野｡
男子に髪をいじられたなんて初めてだ｡
貴女:｢…悪いな｡｣
私がそう言うと､霧野が話出した｡
霧野:｢お前さ…､悪いな｡じゃなくて､ありがとう｡って言えないのか？｣
貴女:｢は？｣
霧野:｢女なんだからさ｡｣
私は霧野を軽く睨みつける｡
貴女:｢関係ないだろ？ 元からなんだよ｡｣
そう言って､霧野から顔をそらすと
周りからは､クスクスと笑う声｡
貴女:｢な､なんだよ…｣
車田:｢お前､面白いな！｣
倉間:｢第一印象変わりすぎ(笑)｣
その笑顔を見て､何だか心が安らいだ私も､少しだけ微笑む｡
いつしか､こんな気持ちが生まれていた｡
･
･
コイツらといると､スゴく楽しい…──｡
ラッキーアイテム
革ベルト
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愛美羅(プロフ) - コメ遅くなってごめんね；うん、私立だよ〜 (2011年9月20日 23時) (
レス) id: 250270fe99 (このIDを非表示/違反報告)
愛美羅(プロフ) - そうなんだ〜 私は開けたいけど考え中だからな＾＾； ちゃんと決めてからしたいんだよね；； 秋になったら文化祭のファッションショーとかもあるだろうし… (2011年7月15日 20時) (レス) id: 250270fe99 (このIDを非表示/違反報告)
愛美羅(プロフ) - やっぱり恐怖とかあるんだぁ…；； (2011年7月14日 21時) (レス) id: 250270fe99 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - 愛美羅>>いいんじゃない？楽しみ半分怖さ半分だわ！＼(^p^)／ (2011年7月13日 18時) (携帯から) (レス) id: f90c8ebf5e (このIDを非表示/違反報告)
愛美羅(プロフ) - まじか！ いいなぁ♪私んとこの学校ピアスOkだから開けようかな〜 まだ悩んでるんだよね； (2011年7月13日 18時) (レス) id: 250270fe99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優里 | 作成日時：2011年6月27日 1時
