俺は彼女を溺愛中。【紫】

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(無理ってなんだっけ)


あぁー無理だけで理解しろってか。

さすがに無理だね、うんそれこそ無理だね。


『その人、うまいの？』

「あー…だいぶムカつくよ」

『へー…』

「もう1人いるよ」

『そうなんだ、どんな人？』

「ジェルって人」

『へー』



2人なんだ

きっとどっちもうまいんだろうな

苺宮に入るくらいだし




『いいなー教えて貰いたい』





私が出来ない事とか

全然簡単にできるんだろうな

トスとか、めっちゃ綺麗にあげちゃうんだろうな




「は？なにいってんの？」

『何？どうしたの？』

「教えてもらうとか何？」

『…何って何？』





あれ？なんか怒らせたか私

怖い怖い


「そんなの、俺がいくらでも教えてあげるし」

『え…あ、うん。ありがとう』

「俺だったトスぐらいできる。陽菜よりうまい」



淡々と早口で話す

視線は持っている雑誌を見ながら話していた





「俺いるのに、他の人に教わるんだ」




ふーん、と横目で見ながら言われた。


違うよなーくん。そう言うことじゃないって




『いや、そんなんじゃないけど、ただ上手くなりたいって思っただけだよ』

「じゃあ俺でいい？」

『うん全然いい』

「あっそ」

『うん』







なんか

なーくんと私ってすれちがってるよなぁ





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最期の時間。【赤】
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