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2話 ページ2

私「ビクビクな、ななもり…さん…?」

な「どうしたの?叫び声聞こえたけど…。」

私「ガクガク」

今の私は一歩も動けず、あちら側からしたら私を殺せるチャンスだ。

私「やっ、やだ!殺さないで!刺さないで!」ガクガク

な「ゆ、柚葉ちゃん?一回落ち着こ?」

私「やだっ!死にたくない!まだ生きてたい…(泣)」

な「柚葉ちゃん。今日のゲームはもう終わった。殺したりなんかしない。落ち着いて。」

私「グスッグスッ」

な「どうしたの?」

私「みなさんに…腕を刺される夢見て…。こっ、殺されて…グスッ」

な「そっか。嫌な夢を見たんだね。」

私「コクコク」

な「今は大丈夫だよ。ね?安心してこっちにおいで?」

私「ギュッ」

な「明日のゲームはなしにしようか。」

私「いえ。私のわがままで中止にするわけにはいきませんし。大丈夫です。」

な「そっか。」

私「何日間でしたっけ。」

な「一ヶ月だよ。」

私「へえ…。死ぬ当日か。」

な「え…?」

私「ああ。いえいえ。気にしないでください。」

な「う、うん。

怖い。この気持ちは一生消えない。

私「明日…頑張って逃げ切りますから。」

な「望むところ。」

ー三日目ー

私「うわああああああああああああああ!またジェルううううううううううううう!やだあああああああああああああ!」

ジ「何でそんな嫌がるん!?」

私「色々事情があるんだよ!」

とりあえず部屋に逃げ込む。

私「ハッ,ハッ,ハッ,ハッ,ハッ,ハッ,ハッ,」

昨日の夢を思い出してしまう。
やばい。過呼吸になっちゃう。

私「ハッ,ハッ,」

だれか、助けて。

私「落ち…つ、いて。ゆっくり息を吸う。」

よし。ok.

私「早く終わってくれないかなあ…。」

そうのんきに油断して歩いていた私がばかだった。

ドンッ

さ「捕まえた。ペロ」

私「!!」

こ、怖い。殺されるの?刺された痛みをまた感じるの?いやだ。痛いのは嫌い。骨を折られるのも嫌い。

私「な、なにするの…。」

さ「いやー。じっくり痛め付けていこうと思ってwww」

私「痛っ!」

突然太ももを切られる。浅く、傷が残らない程度に切ってくれた。そこは感謝する。

私「逃げるが勝ち!ボコッ」

とりあえず腹パンしといた。

私「そろそろ終わる時間だよね…。」

カチッ

今、終了の鐘がなった。

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作者名:yuzuha☆ | 作成日時:2021年12月18日 21時

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