思いがけない言葉 ページ16
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リハーサル終わり、いつもならだらだらと過ごす私だけど今日は誰よりも早く事務所を出た。
スーパーに寄ってから家に帰るとすぐにレシピを検索。とりあえず今日は豆腐ハンバーグとサラダでいっか。
鼻歌を歌いながらハンバーグを焼いてるとインターホンが連続で2回鳴った。あれ？陣さんとご飯行くって言ってなかったっけ？
ドアを開けるとそこに居たのはキャップを目深に被った健太くん。
「どしたの？陣さんとご飯行くってリハのとき言ってなかった？」
「ケーキ買って来た。…今日元気なかったから」
ん、と差し出されたのはお洒落なケーキの箱。わざわざ買って来てくれたの？
「っ、ありがとう！嬉しい！嬉しいんだけどね、その…」
言うべきか迷ってる私に健太くんは目を細めた。
「隠し事しないって約束は？」
「あーー、ごめん。実は今日から食事制限しようと思ってた。…うん、でもいいや。明日からにする！」
「え、ごめん！でも食事制限なんてしなくて良くない？十分細いって」
「………あのね、フォトエッセイでね」
スタッフさんに言われたこと、翔吾に相談したことをそのまま伝えると眉間に皺を寄せて押し黙った健太くん。もしかして嫌なのかな…。
「健太くんが嫌なら断るよ？」
「ひひっ、嫌じゃないよ？ただ翔吾じゃなくて俺に相談してほしかったなぁって。まぁAの読み通り、俺なら仕事断れって言うけど。Aが嫌なことはさせたくないし、」
「ふふふっ、だと思った」
結局健太くんも一緒にご飯を食べるって言うから冷凍用にと作ってた豆腐ハンバーグを焼き始める。しばらくすると背後に健太くんの気配を感じた。
「もうっ、ハンバーグ焼いてるから座ってて？」
「なぁ、A。考えてたんだけどさ、やっぱり一緒に住まない？」
「は？」
健太くんの衝撃的な発言に思わず後ろを振り返るとにやにやと笑う健太くん。今、一緒に住むって言った？聞き間違いじゃないよね？
「そんな驚く？上の階に引っ越せばもう少し部屋広くなるから引っ越しって言っても場所は変わらないし。ね？いい考えでしょ？」
「健太くんって絶対に同棲とか無理な人だと思ってた」
「そ？Aなら毎日一緒にいれるよ」
さらっと言ってのける健太くんに顔が真っ赤になったのは言うまでもない。
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Lala(プロフ) - Sachiさん» コメントありがとうございます！もうここからは二人を邪魔するものは何もないはず(笑)第5章は今まで以上に糖分高めで頑張りますね！ (6月27日 20時) (
レス) id: b9d8b91003 (このIDを非表示/違反報告)
Sachi(プロフ) - 更新ありがとうございます！健太くんの愛情たっぷりの爆イケモード全開ですね(⑉• •⑉)毎回きゅんきゅんしちゃってます。大変だと思いますLalaさんの無理のないペースでの更新楽しみに待ってます(*ˊ˘ˋ*) (6月17日 0時) (レス) @page50 id: dd61dcfcb9 (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - ひろなさん» コメントありがとうございます。大好き！って言ってもらえて嬉しいです。更新頑張りますね！ (6月7日 22時) (レス) @page46 id: b9d8b91003 (このIDを非表示/違反報告)
ひろな(プロフ) - 更新ありがとうございます！大好きなお話です。続きも楽しみにしております。 (6月4日 22時) (レス) @page45 id: 45f55b7c83 (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - ふーちゃんさん» お待たせしてしまってすみません。取り急ぎ更新しましたので楽しんでくださいね！ (6月4日 9時) (レス) id: b9d8b91003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lala | 作成日時：2022年2月8日 22時
