[妖怪学園Ｙ]天才無愛想少女はY学園で愛されます

第十二条 ページ15

〜放課後〜

A「奏、朝はありがとう…」
奏「え、私何かしたかな？」
A「朝、あの大群から守ってくれたじゃん」
奏「あのくらいなら全然！」
A「そ、それならいいんだけど…そういえば奏はどのクラブに入ってるの？」
奏「私は軽音部に入ってるよ。昔から音楽好きで…Aは？」
A「私はYSPクラブに入ってる。理由はYSP能力者だからなんだって」
奏「そうなんだ。大変そうだよね」
A「そうでもないと思うよ。そうだ、今度軽音部覗きにいってみてもいい？」
奏「いいと思うけど…音楽好きなの？」
A「うん、ギターとドラムが少しだけできるから」
奏「だったら軽音部入らない？部員足りなくて…掛け持ちもできるらしいし」
A「じゃあ今から行こうかな」
奏「今から！？急だね…取りあえず行こう」

━軽音部 部室━

奏「失礼します」
？「あ、奏やっほー！後ろにいる人は？」
奏「わ、私の友達だよ」
A「AAと言います。軽音部の見学に来ました」
愛美「おー！見学者か！私は軽音部部長の楽音愛美(らくおんあいみ)！よろしく！」
A「よろしくお願いします。あ、ギターを貸して頂けませんか？」
愛美「いきなりそう言うってことは…ギター経験者？」
A「はい、一応。全然下手ですけどね」
愛美「どんなに下手でも大丈夫！音楽っていうのは音を楽しむためにあるんだから！じゃあ早速このギターを…」
？「その必要はない」
A「ナイト！ギター持ってきてくれたの？」
ナイト「あぁ…言っておくけど別にAのためじゃないし」
A「ツンデレェ」
ナイト「るっさい！もう私は行くからね！」
A「えー…一緒に弾いてよ〜…行っちゃった」
奏「ね、ねぇ…今の人だれ？」
A「んまぁ友達だね…ってあれ？なんか私が使ってるドラム置いてある…」
奏、愛美「「えぇ！？」」
A「んまぁ、てなわけでギター弾きます。曲は…『ギンギラ銀河』」

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