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｢うーん…わかんない。どんな人だったの？｣
そう聞くと碧海は、ふっ と笑い
碧海｢俺の尊敬する人。｣
と答えた。
碧海｢蓮くんは、優しくて 強くて 勇敢で…。皆もたくさん蓮くんとの思い出があるはずやのに 皆蓮くんを"敵"として受け入れてる。俺にはそんなんできんかった。｣
碧海は｢だからといって、蓮くんの味方するわけじゃないけど｣ と補足した。
彼の気持ちが少しわかる。
私を守ると約束した優しい瑠姫くんは
闇に呑み込まれてしまった。
でも、どうしても敵とは思えない。
きっと何か理由がある、戻ってきてくれる
そう信じている。
でも本当に"敵"になってしまっていたら…
碧海はずっとこんな葛藤と戦っているんだ＿＿＿＿
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作者名：夜猫子 | 作成日時：2021年12月5日 5時
