まわりのイケメンをどうにかしてくれ 2【あんスタ！×A3!】

第六十九話 ページ29

『漣くーん、お迎え来まちたよー』


茅ヶ崎「扱いもはや幼稚園児ワロタ」


漣「もう見つけたんすか…！」


『わしの力、侮るでないぞ』







まぁアイツが目立ってたから見つけやすかったのもある






漣「それでおひいさんは…」


『談話室で待ってもらってる。だから今日は終わり』


茅ヶ崎「またおいで、俺がいつでも倒してあげる」


『ほいほいアイドル呼ばないでください…じゃあ漣くん、行こっか』


漣「今日はありがとうございました」


茅ヶ崎「ん、じゃね〜」








バタンッ…








『談話室こっちね』


漣「あの…」


『ん？』


漣「おひいさん、怒ってました…？」


『いや？怒ってたってよりかは、心配してたかな？』


漣「そうですか」


『あ、そういえば。サマーライブ、映像でだけど見たよー！
Eveのパフォーマンス凄かった！あ、これ日和には言わないで、調子乗るから。
Trick Starは次頑張って欲しいね〜』


漣「？意外と軽いんすね、自分の学校の代表が負けたのに」


『だってEveがズルして勝ったわけじゃないでしょ？寧ろSSに出るにあたって良い試練になったと思うな』


漣「悔しいとかはないんすか？」


『そーゆー気持ちも一応あるけど…私はTrick Starじゃないし、プロデューサーでもない。それに同じ学校って言っても、学科だって違うしね。
私は常に傍観者でしかいられないの…』


漣「それってどういう…」


『さ、着いたよ〜。入った入った』








ガチャ







巴「ジュンくん！！可哀想に、Aちゃんに誘拐されて怖かったよね…！」


『だから違うって言ってんでしょうが！！』


漣「おひいさんすみません。迷惑かけちまって…」


巴「いいよ、たまにはジュンくんにも休みは必要だね。それに今日は僕のお願いでビロードウェイについて来てもらったんだからね！」


『で、食べ終わった？迎え呼んだ？』


巴「迎えはもうそろそろ着く頃だね！キッシュは美味しく頂いたよ！」


伏見「ははっ、すごい美味しそうに食べてくれたよ」


『そっか』







…で






立花「…」
向坂「…」
瑠璃川「…」
泉田「…」







すごく視線を感じる…






prrrrrr…prrrrrr…






巴「おっと、迎えが来たね！それじゃあお暇しようか」


漣「お世話になりました」


『うん、じゃあね』


巴「ライブ見に来てね！」


『気が向いたら』







バタンッ…







『…何』


瑠璃川「アンタって何者？」


『普通の女子高生だわ』

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