第三十六話 ページ40
月岡「つまり、忙しいから余裕がないし、そのS1っていうのを企画するのも初めてでわからないと」
『はい…でも成功させればかなり良いの経歴にもなるって言ってたし…』
高遠「すまん、話を挟むが、聞いてる限りお前のスケジュールおかしすぎないか?大人でもかなりキツいぞ」
『ピッチピチの女子高生なんで、気合でいつも乗り切ってますっ☆』
月岡「あはは…」
高遠「お前なぁ…GOD座でもそんな演出家いなかったぞ」
そんなにおかしいかな…?
年4回の演劇科の公演の演出をして、アイドル科の演劇部の演出もするでしょ
それでアイドルユニットのステージ演出…
毎日ほぼそのこと考えて書類とか書いたり、業者さんと話したり…
ほぼ毎日3時寝だけど普通だよね??
あれ?感覚おかしい?
月岡「Aちゃん…いつも3時に寝てるの…??」
『あっ、声出てました?そうなんですよ〜。
でも肌荒れたら莇くんに怒られるんで毎日パックしてます』
高遠「そういう問題じゃないだろ…それにしてはクマがないな」
『あっ、そこは毎日バレないようにファンデで隠してます』
月岡「そういう問題でもないよー!!ちゃんと寝て!?ね!!」
『ご、ごめんなさい…』
紬さんが日常でこんな声を張り上げるなんて…
そして顔が近い
イケメンだぁ…
月岡「とにかく!経歴とか抜きにAちゃんはやりたいと思う?」
『…興味は、あります』
高遠「じゃあやればいいじゃないか」
『だ・か・ら!!!自分忙しいんですよ!
それに具体的に何をすればいいかわからないものなんです!!』
.
高遠「ハァ…あのなぁ、お前まだ子供だろ。
忙しいなら、大人の俺らを頼れよ」
月岡「そうだよ、丞の言う通り。
それに、何かわからないものって怖いよね。
でも、僕らが付いてるよ」
高遠「というか実際、わからないものなんてやってみないともっとわからないだろ」
『ハァ"ァ"ァ"ァ"ァ"…』
月岡「なんでそんな深いため息…!?」
『いや…2人が優しすぎて…なんか…アイドルとの差を感じてたとこです』
「「???」」
マジで夢ノ咲のアイドルはこの2人見習った方がいい
今までにステージ演出してきたやつらは注文だけしてあとは私任せ
少しは頼れとか、手伝うとか言って欲しいよなぁ
『私、決めました』
月岡「うん」
『私、S1の依頼を────────────────』
723人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梨菜(プロフ) - 篝火さん» すみません!すぐ訂正します!そう言っていただけて、すごく嬉しいです。ありがとうございます! (2019年11月28日 6時) (レス) id: 491478a129 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - めっちゃ面白いです!雑な扱いだけどちゃんと愛されてるのがわかってきて読んでて楽しいです!あと、蓮見じゃなくて蓮巳です,,,更新頑張って下さい!応援してます! (2019年11月27日 21時) (レス) id: 4a2a3f93a1 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - guuuさん» ありがとうございます!すごいやってみたかったんですよね〜。コツコツ更新してきます! (2019年10月17日 16時) (レス) id: 491478a129 (このIDを非表示/違反報告)
guuu - A3!×あんスタめっちゃいいです!!続き楽しみにしています!! (2019年10月16日 16時) (レス) id: 3038f2a031 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - 涙さん» すみませんでした…ご指摘ありがとうございます! (2019年10月14日 1時) (レス) id: 491478a129 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梨菜 | 作成日時:2019年10月11日 2時