まわりのイケメンをどうにかしてくれ【あんスタ！×A3!】

第十話 ページ12

話の流れで司くんも加わり、4人でパフェを食べることに





朱桜「MANKAIカンパニーのお噂はAお姉さまから聞いていました」


瑠璃川「アンタ、お姉さまって呼ばせてんの？？」


『そんな引いた目で見ないでよッ！！司くんはいつでもこうなのッ！！』


朱桜「お二人ともすごいのですね！役者…とてもcoolです！」


向坂「いやいやそんなっ！幸くんはともかく…

僕なんて、冷蔵庫の隅っこに余ってるシナシナでナヨナヨな大根の葉っぱだから…」


『椋くんはカッコいいよ！可愛いよ！舞台でいつも輝いてるよ！』


朱桜「わたくしもカッコいいと思います！」


向坂「そんなことっ！司くんの方がカッコいいよ！」


朱桜「向坂くん！もっと自分に自信を持ってください！」






あーなんだこのやりとり…

クッソ可愛い…

動画撮って毎日ニヤニヤしながら見たい






瑠璃川「A、顔キモい」


『ウッ…度ストレート…』



朱桜「あっ、そういえばAお姉さま。
瀬名先輩がAお姉さまに会いに行って以来、とても機嫌が悪いのですが…」


『たぶん泉くんからのステージ演出の依頼断ったからだね〜。今忙しいから待って、って』


朱桜「それだけが理由ではなさそうなのです…」


『あー…』









“『急にカッコよくなんなやこのサイコストーカーホモォォォ！！！！！』”


“瀬名「ア"ァァァ！？！？」”









『ヤバい…私殺される…』


向坂「えぇ！？」


瑠璃川「A、アンタ何やらかしたの」


『それは秘密。司くん、私明後日に演劇部との打ち合わせでそっちの校舎行くけど、絶対そのこと誰にも言っちゃダメだからね。特に泉くん』


朱桜「わ、わかりました！」


『もし教えてしまった場合…今日のことをしっかり泉くんに報告します』


朱桜「酷いですよお姉さまぁぁぁ！」


『お口チャックしとけば問題ナッシング』


瑠璃川「うわぁ、後輩脅してる〜」


『黙らっしゃい。パフェ奢ってやらないぞ』


瑠璃川「あ、ホントに奢ってくれるんだ。だったらこのケーキも頼も」


『それはご自分で払いなさいィ？』







prrrrrr…prrrrrr…






朱桜「あっ、どうやら迎えが来てしまったみたいですね。
それでは皆さん、楽しい時間をありがとうございました。また今度、公演がありましたら見に行きたいです！」


向坂「ぜ、ぜひ来てくださいっ！」


『またね〜』





瑠璃川「お迎えって、御坊ちゃまだね」


『お前らもだろ』

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