ここにいてもいいんでしょうか？？ PART2【浅沼晋太郎】

第48話 ページ5

『紬サァァァン！！生まれてきてくれてありがとぉぉぉ！！』







忘年会事件から一夜明け、推し・月岡紬の誕生日がやってきた






『私はこの日のためにプレミアムメダルとダイヤを貯めてきた…ついに使うときが来たんだね』






いざ、参る！






浅沼「おは…」

『おりゃァァァ！！！』

浅沼「ね、熱気がすごい…」




.




.



『ということで、しっかり完凸できました♡』

凛花「おめでとー」





凛花と久しぶりに喫茶店でお茶
何故かって？
紬さんといえば喫茶店でしょ？
言わなくてもわかるよね？





『テンション低っ』

凛花「だってもうすぐ年明けちゃうんだよ？部活も引退だよ？」

『そっか、ダンス部って謎に4月引退だもんね』

凛花「ヤダヤダヤダー！受験ヤダー！」

『まぁ頑張りな』

凛花「クッソォ…指定校推薦は余裕がありますね！」






指定校推薦マジ感謝
だってみんなが頑張ってる間オタ活が継続できるんだもん






『暗いこと考えないで楽しい話題に変えよ』

凛花「んー……あ、そういえば昨日ヒプマイの公式にあがってた忘年会のやつ見た！？」

『あーうん』

凛花「浅沼さんと壮馬くんは同一人物じゃなかったよ…良かった良かった。あとあと！」

『…ねぇ、話変えてもいい？』

凛花「Aが楽しい話題って言ったから話振ったのにー！」






いやぁ、忘年会についてはもうお腹いっぱいなんで…






『もうすぐスタステ2ndだー』

凛花「それな〜。お互い二部参戦できて良かったよぉ。結局1人なの？」

『まぁ…』





まだ朝陽のことは黙ってるからな…





凛花「やっぱAと行くべきだったかなぁ…」

『なんで？』

凛花「うちのお姉ちゃん、昨日推しのスカウト発表されてずっと興奮状態でうるさいんだよ。この調子だと、ライブでUNDEADのステージの時絶対うるさい」

『あー、優花先輩は零推しだったよね。確かにあの作画神がかってた』

凛花「ほんとうるさいのやだよね〜」

『いやお前も相当だからな？』




.





.




浅沼「ただいま〜」

『おかえりー、ご飯いまできたとこだよ』

浅沼「今日はパクチー入ってないよね…？」

『もちろん』

浅沼「良かったぁ…」

『今日は卵料理のフルコースです』

浅沼「すごい量…また残しちゃうんじゃない？」

『大丈夫！愛で食べきる！』

浅沼「ほんとかなぁ…あ！昨日のアルバイト代どーぞ」

『こりゃまた美味しいとこのケーキじゃん。ナイスタイミングゥ』





月岡紬生誕祭

第49話→←第47話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す