ここにいてもいいんでしょうか？？ PART2【浅沼晋太郎】

第65話 ページ22

A.M.00:00




『はい、ほんとおめでとぉぉ…






.






エースリー2周年！！！！！』

浅沼「よぉっ！」

『春組茅ヶ崎至役・浅沼晋太郎さん、今の気持ちを一言！』

浅沼「監督さんありがとう！！」

『イェーーーーーイ！！！！！』






完全に深夜テンションでございます






『もう2年か…時の流れというのは恐ろしいですね…』

浅沼「そうですねぇ」

『そしてこの前スタステ2ndが終わったというのに、1週間後にはブルライが控えているという…お疲れ様です』

浅沼「いえいえ、ファンの方に喜んでいただけるならいいんですよ。こっちも楽しんでるし」

『素晴らしいお言葉ですね』

浅沼「ねぇ、なんでさっきから敬語？」

『なんとなくです』

浅沼「ブルライは現地なんだよね？」

『そうだねー。一緒に行くの女の子なので今回は2人で帰りまーす』

浅沼「…ちぇっ」

『何がちぇっ、だよ！またスタステの時みたいになりたくないから！』

浅沼「楽しくなかった？」

『グッ……楽しかったけども！ワタシ一般人ネ！』

浅沼「俺の姪っ子って時点で一般人じゃない気が…」

『それは言っちゃダメ！』






.





.






『どの服着よっかな〜。やっぱ青とか白系かな？』






明日はブルライだー！
ライブ前の準備の時間が結構好きです










prururu…prururu…






『電話〜…ってあれ？』






私のスマホじゃない
まさか…！！






.







『やっぱり…』





晋太郎くんのだ…
晋太郎くん、会場近くのホテルに泊まるはずだから今日帰ってこないんだよなぁ






『これ、出ていいやつかな…』






とりあえず誰からか見よう…






『あ、マネージャーさんじゃん』





きっと晋太郎くんがお願いしたんだろうな






ピッ






『もしもし、相原Aです』

［マネ「あ、Aさん！良かったぁ…浅沼くん、携帯落としてなかったんですね…」］

『リビングに堂々と置いてありましたよ』

［マネ「まったく…困ったおじさんですね」］

『あはは…で、どうしましょう？』

［マネ「取りに伺いたいのは山々なんですが、あいにく予定がありまして…」］

『無いと連絡とか困りますよね…まだ遅い時間でもありませんし、届けましょうか？』

［マネ「お願いしてもいいですか…？」］

『はい』

［マネ「それじゃあ伝えておきますね。ありがとうございます」］

『失礼します』





ピッ…





『ふぅ…』





うん、わかるぞ





フラグ立ったな

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