ここにいてもいいんでしょうか？？ PART2【浅沼晋太郎】

第60話 ページ17

神尾「お疲れ様でーす」

『お、お疲れ様です…』





中に入るとスタッフさんが片付けなどで走り回っていた
こんなに多くのスタッフさんが裏で働いてくれてるからあんなに素晴らしいライブが見れるんだよね
ありがたやぁ…






？「あれ、神尾くん！」

神尾「あ、お疲れ様です！」






ん？






帆世さんんんんんー！？！？






“山下「浅沼さんが本番前の休憩中に写真を見せてくれて」”






出演者の人はほぼ見たって言ってたし、帆世さんも知ってるんじゃ…ヤバイ





帆世「ん？」

『っ…！』

帆世「神尾くん、誰その子？」






やったー！帆世さん知らない！！






神尾「あー…」





お願い、言わないで！
伝われ！！






神尾「…僕のいとこのAちゃんです。今日一緒に見に来てたんですよ」






ナイッスゥゥゥ！！！！！






『はじめまして、相原Aです』

帆世「はじめまして。へぇー神尾くんのいとこかぁ…あんま似てないね」

神尾「あはは…それでみんなはどこにいますか？」

帆世「あーこっちこっち。僕ちょうど今トイレ行ってたんだよね」



『神尾さん、ここで待ってちゃダメですか(コソッ』

神尾「いやぁ、それはどうかと思うけど(コソッ」



帆世「二人とも〜何してるの〜？」

神尾「今行きますー！Aちゃん、いずれバレる運命だよ」

『えぇ…』





.





帆世「みんな〜」





あぁ、来てしまった
全員大集合ですか…


すかさず神尾さんの影に隠れる





新田「あ、おかえりなさーい」

渡辺「遅いですよ〜」

帆世「ごめんごめん。でも神尾くん連れてきたよ〜」

小野「あー神ちゃ…」








「「「「「「「「あー！！！！！」」」」」」」」


『ヒッ…！』






バレた…





帆世「えっ、何？？みんなどうしたの？？」

北村「女の子？」

浅沼「あ、Aちゃーん！」





呑気に手を振るなっ！





駒田「こらこら、大声出したらびびっちゃいますよー。久しぶり、Aちゃん」

『お、お久しぶりです、駒田さん…』




今の先生感ハンパなかった




中島「あー！駒ちゃんだけなんかズルイー！」

帆世「えっ？？どういう状況？？」

『ごめんなさい帆世さん…嘘つきました…』

帆世「えっ？？？？」

『私…その…神尾さんのいとこじゃなくて…浅沼晋太郎の姪っ子です…』

帆世「えぇぇ！？あの噂の！？」

駒田「神尾さんのいとこ？」

『あまり深く突っ込まないでいただきたいです…』

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