Review.13 ページ14
茅ヶ崎「“私の前では素の自分で”。それなら俺の前では素直になってよ」
『…茅ヶ崎…わ、わたし…』
茅ヶ崎「大丈夫」
『うっ…ヒクッ…ちがさきぃ…』
茅ヶ崎「っ!?」
思いっきり抱きついてきた仁坂
さすがにこれは色々まずい!
当たってるし!
『ヒクッ…1人はやっぱり寂しいよ…』
でも、しょうがないか…
茅ヶ崎「俺がいるから、Aは一人じゃない…」
俺は仁坂の頭をゆっくり撫でた
.
.
.
茅ヶ崎「そろそろおさまった?」
『うん』
茅ヶ崎「ふっ、ひっどい顔」
『うるさい…』
茅ヶ崎「公演…」
『?』
茅ヶ崎「お母さんの代わりに観に行くよ…」
『っ!…ありがとう、至!』
茅ヶ崎「名前…!」
『えっ、だってさっきAって呼んだから』
茅ヶ崎「あー、それは流れっていうか…」
『とりあえず私はこれから至って呼ぶ』
茅ヶ崎「はぁ…わかった」
『よしっ!…あれ?もう18時じゃん!夕飯の準備しなきゃ』
茅ヶ崎「じゃあ俺はそろそろ…」
ピコンッ
茅ヶ崎「姉貴から…」
姉さん今日はお父さんとお母さん2人で外食行くってー
姉さん私も合コンの人数少ないらしくて誘われたから夕飯ないよ〜
宅配ピザコースか
ってちょっと待て
俺、家の鍵持ってたっけ?
ない…
そうだ、姉貴と一緒に帰ると思ってたから持ってこなかったんだ…
茅ヶ崎「マジか」
『どした?』
茅ヶ崎「今日の夕飯無いって…しかも家のカギ忘れた」
『おつでーす』
茅ヶ崎「ハァ…」
『あ、じゃあ食べてく?』
茅ヶ崎「神」
本日2回目
『ゲームも結局してないし』
茅ヶ崎「それが本音」
『あたり』
To be continued…
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作者名:梨菜 | 作成日時:2019年3月22日 23時