Review.65 ページ26
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皇「ただいま〜」
『おかえり。お仕事お疲れ様!』
七尾「天チャン!Aチャンの男装姿見たことあるッスカ?」
皇「ん?まぁあるが…どうしたんだ?」
佐久間「Aさんが男装姿で帰ってきたんですけど、誰か全然わからなくて」
皇「あー、ぱっと見はわからないよな」
月岡「そういえばAちゃんなかなか来ないね」
摂津「さっき部屋で至さんがゲームやってたから捕まってんじゃね?」
皇「着替えて来るついでに俺が見に行ってくる」
立花「ありがとう天馬くん!」
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静かだな…
ゲームの音もしないし
皇「至さ…」
茅ヶ崎「ねぇ、本当の気持ちを教えて?」
万里さんの言う通りAさん捕まってんのか…
でも朝よりなんか真剣っぽいし、“本当の”って言ったことが気になる
茅ヶ崎「俺たちに隠し事は無し、でしょ?」
『それは高校の時の話で…』
茅ヶ崎「じゃあ何か隠してるんだ」
高校…やっぱり2人はもともと知り合い…
『今と昔じゃ違うんだよ…』
Aさんの口調も俺らの前での時より崩れてる
親しい仲だったことは確実
茅ヶ崎「うん、だからこそじゃん」
『え?』
茅ヶ崎「俺らはもう子供じゃない。大人に従うしかなかったあの頃とは違うんだ」
『っ…私は…』
コンコンコン…
皇「おーい、Aさん至さん。早くしねーとカレーなくなるぞー」
『っ…はーい!今行くね!』
Aさんの返答が聞きたくなくて、それを遮るようにノックしていた
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ガチャ…
立花「あ、どうだった?」
皇「もうすぐ来ると思う。やっぱり捕まってたっぽい」
すぐに自分の部屋に行って着替えたから、その後どうなったかはわからない
ガチャ…
シトロン「あ、来たネ!」
立花「今日はバターチキンカレーですよ…って!」
七尾「手繋いでるッス?!」
碓氷「しかも恋人繋ぎ…カントク、俺らもしよ」
瑠璃川「もしかして、A折れちゃったの?」
嘘だろ…
茅ヶ崎「…そうなんだ、今日から正式にお付き合い『してないから』つれないなぁ…」
立花「えっ、じゃあどういう…」
『寒いって言ったら恋人繋ぎして引っ張っていくから、振り払うのも面倒で』
摂津「Aちゃん、目死んでんぞ」
これは調べる必要がありそうだ…
To be continued…
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作者名:梨菜 | 作成日時:2019年2月12日 2時