たとえあなたが…【茅ヶ崎至】 (ページ14)

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Review.53 ページ14

ドンドンドンドンドンッ！！

摂津「あぁ？誰だよいきな『避難させて！！』わぁっ！ちょ…」

『ハァ…ハァ…』

兵頭「その…大丈夫っすか？」

『とりあえずは…』

摂津「何があったんすか？」

『モヤモヤを整理しようと思ったら、さらにモヤモヤが増した』

マジで、あんな展開になると思わないじゃん？

“茅ヶ崎「俺はカッコ悪いことにまだAのことが好きだったりするんだよね～」”

『ハァ…』

あれ本気？
部屋戻ったら、「何マジになってんの？」とか言われないよね？！

『ごめんね、受験勉強の邪魔だよね…』

兵頭「いや、それはいいんすけど…」

摂津「顔死んでんぞ…」

『私、どうしたらいいのかわからない…』

摂津「俺らもわからないっすよ…あっ、東さんらへん行けばなんかいいこと言ってくれんじゃね？」

兵頭「添い寝…」

『添い寝？！』

摂津「あぁ…じゃあ紬さんのとこ」

「あぁ」って何？！
添い寝って何？！

兵頭「たぶん俺らじゃ力になれそうにないっす…」

摂津「紬さんの部屋204号室なんで。たぶん俺らより頼りになりますよ」

『ありがとぉぉ…最近の若い子は優しいねぇ…』

摂津「あんたも十分若ぇだろ！」

『こんなお姉さんでごめんね…今度お礼になんか美味しいもの買ってきてあげる！』

兵頭「甘いものがいいっす」

『任せなっ！』

摂津「一応今からAちゃんが来るって紬さんに言っとくぜー」

『それじゃあ、お世話になりました～』

バタンッ

兵頭「モヤモヤってなんだろな」

摂津「まさか、至さんなんかやらかしたのか？」

.

.

コンコンコン…

月岡「はーい、待ってましたよ。さぁどうぞ(ニコッ」

『なんか、心が浄化されますね』

月岡「？？」

To be continued…