43話 ページ46
翌日。
「素晴らしいッ!」
「お、おお...??」
アイドル科の昇降口に大きな声が響いた。
ー次の日、私は宗くんに呼び出されていつもより早く学校へ行っていた。
あんずちゃんを置いていこうとしたら走って着きてきたので2人で学校へ行った。
なんだかあんずちゃんには申し訳ない。
「装飾、配色...その他諸々、全てが完璧だ!
プロも顔負けだね。」
「ええ...そんなに凄かったですか?
まぁ、ありがとうございます。ではまた...」
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「先輩、さっきは凄かったですね。あの大声。」
「そうだね...。目がぱっちり覚めた気がする。」
昇降口からあんずちゃんの教室である2年A組の教室に向かっていた。
それまでの間の他愛もない話。
それがとても楽しい...。
「ていうか。私にもあのデザイン見せてくれません?」
...おや。
「...だめだめ。あんずちゃんの方が上手だから私のみたらビックリするよ?」
そう言うとあんずちゃんは落ち込んだ。
そして一言。
「そんな...私...。悲しいっ!」
といい、駄々をこね始めた。
ちっちゃい子ですか...。あんずちゃんは。
こうなると手を付けられないことを私は最近知ったので素直に見せた。
「...買います。」
「だめです。」
......。
「そうだ、先輩。ドリフェスの企画ってどうなってます?
私だってプロデューサーの端くれ。手伝えることは手伝いたいです。」
ーあんずちゃんは優しいから。
私がこのドリフェスに込める思いを知って言っているのだろう。
だめだよ、あんずちゃん。
私はこのドリフェスであなたを超える。
そして、みんなに認められないといけない。
あんずちゃんが手伝ったら、だめなの。
私が。全部1人でやらないと。
「大丈夫だよ。けっこう順調だから。
あんずちゃんはいつもどうりやっていて?今も充分忙しいでしょ?
...昨日なんて、ほとんど寝てないくせに。」
「...バレてました?」
ここからは個人勝負。
私はドリフェス。
あんずちゃんはいつもどうりに。
絶対に、超えるんだから。
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猫愛りあ - あんずちゃんは天使だと思います!夢主ちゃんも天使だと思います!アイドルも天使です!解決!ちゃんちゃん☆(はっ?) (1月27日 14時) (レス) @page13 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - あんずちゃん…もしかして魔法解いたせいで忘れてる……?夢主ちゃん…大丈夫だよ…だから、道を踏み外さないで…大切な人を失わないように、真実を全部知って…受け入れて…夢主ちゃんならそれが出来るはずだから…1人じゃないから…。happy end期待してます。 (2018年9月7日 4時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻ーりんねー(プロフ) - 続きがとっても気になります!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2018年8月28日 0時) (レス) id: bccc46f8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むらさき | 作成日時:2018年8月8日 23時