呑まれる前に2《呪術廻戦》

(名前)side69 ページ22

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狗巻【止まれ】


棘君の術式で相手の動きを止めて私たちが代わり代わりで攻撃をして距離を取る




加茂「走れ、すぐに治してくる」



伏黒「狗巻先輩が止めてくれる、ビビらず行け」
伏黒君の式神が呪霊に向かっていく



狗巻「.......ゲホッ」
狗巻君が血を吐いた瞬間、呪言が解除され式神が殺された



その瞬間、加茂君が吹き飛ばされる
伏黒「生きてますか！？加茂さん！」



それほど強い呪言を使っていないのに棘君の喉が潰れた....それだけコイツは格上.....！！


A「棘くん......？」
伏黒君の肩を叩き、一歩前に出る棘くん


伏黒「先輩,それ以上は........！」



狗巻【ぶっ飛べ】
その言葉で呪霊は遠くに飛ばされ、棘君は血を吐き出しその場に倒れ込む


伏黒「狗巻先輩っ！....っ感芺先輩.....！？」



私はすぐに動き、呪霊の元まで行く



A「術式展開、感情共鳴」



花「............！！！！！！」
少しでも動きを止めるチャンスを.......！


効くかは分からないけれど言葉を発するなら確率は上がる....！！


A「.............」
ソイツは座り込み動きがピタッと止まる
もっと早くに術を出していれば良かったのだがやっぱり自分にかかる負担が大きくて足が重たい


伏黒「止まった......？」



A「......恵君、今のうちにみんなを________」



花「いい術式を使うのですね」



A「は？」
さっきまで座り込んでいたのに私の真後ろで気配を感じる


じゃあ動きが一瞬止まったのは？ハッタリ？

...違う、私の術式を破ったってこと？



花「でもまだまだ貴方は弱いですね」


A「..........」
謎の威圧と術式展開の負荷で足が動かない
冷や汗が流れる


花「少しあなたには席を外してもらいましょうか」



伏黒「っ...！感芺先ぱ____」



A「.....っ..う゛！！！」
急いで術を発動させようとした瞬間、木の枝のようなもので遠くへと飛ばされる




伏黒「感芺先輩！！！！！！！！」
恵君が大きな声で私の名前を叫ぶのが聞こえる





頭がクラクラする
A「...すぐに.....戻るよ....」





私はそこで意識が途切れた

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