「ねぇ、カラ松兄さん、帰ってこなくない？」【おそ松さん】

第16章:天使の声 ページ16

十四松side




カラ松兄さんを、助けに来たけど……






カラ松兄さんを、止めに来たけど……









カラ松「今更、何言ってるんだよ……!!!



もう、遅いんだ……何もかもが……




俺が死ねば……みんな、幸せに……」









遅・い・み・た・い









『ねぇ、十四松……ココ何階だっけ？』






十四松「三階の屋上……だけど……((ﾎﾟﾛｯ」







『ここから、落ちれば、カラ松……即死でもう消えるよ？』







十四松「え！！？じゃ、どうずれば！？」








『身代わりね……身代わりがいれば……



助けられる……』






ニヤッと笑みを浮かべ天使が言う……







その時、僕思ったの！！！





((ﾀﾞｯ








十四松「カラ松兄さん!!!!!!!!!!!」





((ギュッ






「「「「十四松/兄さん！！！！！！！！！」」」」




カラ松「十四松ｯ!!?」









カラ松兄さんの代わりになれば……









カラ松兄さんが死なずに済む……









僕バカだから、考えるより、先に行動しちゃうんだよね〜……








カラ松兄さん……僕の分まで……









生きてね……＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿((ドサッ






その後聞こえたのは……







『……可哀想に((ﾆﾔﾆﾔ』




天使の声だった

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