検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:61,747 hit

冷たい ページ2

マサイに振られて今日で1年。


なんか、あっという間だなぁ。


そんな事を考えながらシルクの家のドアを開けた。


ガチャ


あ「やっほー」


さ「A〜。」


シ「あ、やっと来た。」


部屋の奥からシルクとさおりが出てきた。


シ「とりあえず入れ。」


あ「うん」


靴を脱いで部屋に入ると、ンダホとマサイがくつろいでいた。


あ「どーも。」


ン「いらっしゃい!」


マ「..どーも。」


ああ、相変わらずマサイは冷たいな。


シ「お前冷たすぎ。」


いい加減頭に来たのか、シルクがまじなトーンでマサイに注意する。


マ「別に。」


マサイはスマホを目を向けた。


別れてからずっとこう。


なんなんだろう。


遊びに来てそうそう泣きそう。


あ「ごめん、ちょっと外行ってくる。」


ン「ちょ、A!!」


ンダホの声を聞こえないふりして、誰もいない駐車場に逃げた。


1人になった瞬間、涙がボロボロ零れた。


あ「もうやだ・・・なんでそんなに冷たいの・・・・・もう意味わかんないっ!」


さ「A!」


あ「さおり・・・」


さおりが私の側に駆け寄った。


さ「大丈夫?」


あ「大丈夫じゃないよ・・・マサイが・・・」


さ「マサイは気まずくて無意識に冷たくなってるだけだよっ。ね?」


さおりは優しいな。


いっつもこうやって慰めてくれる。


さおりありがとう。

反省→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
139人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はるけん - めっちゃえぇ話やん... 涙目になって見とった こんな良いお話作ってくださりありがとうございました! (2017年4月16日 15時) (レス) id: d7d116ee77 (このIDを非表示/違反報告)
大木(プロフ) - プロインドさん» ありがとうございます!ここまで来れたのも皆様のおかげです! (2017年3月19日 20時) (レス) id: 306262a905 (このIDを非表示/違反報告)
プロインド - ついに最終回を迎えられましたね!おつかれさんです!最後は元に戻れてほんとよかったベー(=^x^=)シルクさすが!リーダー!やさしすぎ!アデュー (2017年3月19日 20時) (レス) id: 8f36f4d372 (このIDを非表示/違反報告)
大木(プロフ) - ◆槻風カノ璃*Appleじゃっく◆さん» コメントありがとうございます!ちょっと切ないお話にしてますw (2017年3月6日 23時) (レス) id: 306262a905 (このIDを非表示/違反報告)
◆槻風カノ璃*Appleじゃっく◆(プロフ) - 心が痛すぎる(/ー ̄;) (2017年3月6日 23時) (レス) id: b68aa1fc39 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:大木 | 作成日時:2017年2月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。