No.14 ページ15
僕らは調査兵団の医務室で、エレンの手当てをしていた。凄いボロボロに見えたが、近くで見ると思ったより傷が浅い。
敦「はぁ・・・見た目より軽症で良かった・・・」
ハンジ「でも、痛かっただろう?」
エレン「はい、すこし・・・」
(うん、だよね)
エルヴィン「すまなかった。しかしお陰で、我々に君を託してもらえた。
効果的なタイミングで用意したカードを切れたのも、その痛みの甲斐あってのものだ。
・・・君に敬意を。エレン、これからもよろしくな」
エルヴィンが手を差し出すと、エレンはその手を握り返し「よろしくお願いします」と言った。・・・無事に入団できて本当に良かった。
エレンくんの隣にリヴァイさんが座る。
すると、小さくびくりとした。
まぁ、そりゃあ怖いだろう。
リヴァイ「なぁエレン、俺を憎んでるか?」
エレン「い、いえ、
必要な演出として、受け止めています」
なら良かったとか言ってるが、限度ってものがあると思う。そう思っていたら、ハンジさんが全く同じことを言ってくれた。
ハンジ「しかし、限度があるでしょ」
敦「やりすぎです。歯が折れちゃいましたし」
そう言うと、ハンジさんは(おそらく実験用に)拾ってきたエレンの歯を見せた。
今度はエレンに口の中を見せてもらうようにお願いし、ハンジさんがじっと見る。
・・・そして、そのまま動かない。
ハンジ「・・・えてる」
中也「え?」
ハンジ「もう、歯が生えてる」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←No.13
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
迷い人 - 文スト×進撃の巨人最高です!続きが気になります、更新がんばってください!! (2019年8月1日 21時) (レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱橋夕 | 作成日時:2019年5月23日 4時