見ててうぜーとか言うな。 ページ4
あの時、補助監督が下ろした帳の上に、別の帳が重なるように下りていたそうだ。恐らく誰かが故意的に重ねたのだろうと。
そして、Aのポケットに入っていたあの指はやはり呪いの王両面宿儺のもので間違いないとの事だった。
夜「Aが生得領域内で祓った呪霊は両面宿儺の指を取り込んでいた事による力の増幅で強力になっていたようだ」
五「………なるほどな」
夏「でも何故Aのポケットに……本人も私から指摘されるまで全く気付いていない様子だった」
五「…指がひとりでに歩いてあいつのポケットに入ったってのかよ」
夏「…あまり現実的ではないね、いくら呪いの王とはいえ今は呪物なわけだし」
夜「……いずれにせよ、敵がAに接近しつつあるのは間違いない。
だから今後、Aが指名される任務には必ずお前らのどちらかを一緒に行かせることにする。もちろん、甚爾の護衛も継続だ」
五「あいついんのに俺ら必要ある？」
夜「任務中不審なことが起きた時、お前らには呪霊よりもそちらの追求を優先してもらう。相手が人間であれば即捕獲だ」
夏「……なるほど、表向きは伏黒甚爾に任せて裏は私たちで、ってことか」
夜「そして、Aにはこの件は内密にする。
あいつに限って怯えたり動揺したりは無いと思うが…まぁ、念の為だ」
夏「……分かりました」
五「………」
夜「俺も引き続き調査する。お前らも何か分かったらすぐに報告しろ。
………今日は自習だ。各自トレーニングするように」
先生はそう言うと教室を出て行った。
目の当たりにした特級…不審な帳…やはりAは”命”を狙われているのだと分かる。敵にはAを殺さなければいけない理由がある、ってことか…
五「…理由がサッパリだな」
夏「……あぁ」
五「とりあえず、俺も少し気にして見てみることにするわ」
夏「そうだね…私も出来るだけ彼女のそばにいられるようにするよ」
五「……え、あれ以上？
見ててうぜーほど一緒にいんのに？」
夏「え？」
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凛愛(プロフ) - mooさん» mooさん、たくさんコメントありがとうございます(´TωT｀)一言一言が嬉しいです…書きがいがあります！！ありがとうございます！！！(´TωT｀) (2021年8月22日 20時) (
レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 最高の両親達で面白いです！ (2021年7月29日 11時) (レス) id: 36860c259a (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 鹿野ユズナさん» 枝豆仲間ですね‥‥！！(？)待機よろです！！！(´^q^｀) (2021年2月16日 21時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 菜留瀬さん» うぉぉありがとうございますううう！！枝豆美味しいです！！枝豆バンザイ！！(？)これからもどうぞよろしくお願いします！！(*´艸`*) (2021年2月16日 21時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 私も枝豆大好きなので枝豆待機してますね！！（？） (2021年2月16日 4時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛愛
| 作成日時：2021年2月1日 13時
