2話☆ ページ5
かるはside
?「だっ、大丈b‥‥ドゴッ」
か「痛"っ"!?」
目を開けると、目の前に先ほど見た虎の少年が僕の頭に頭をぶつけて、痛そうにしていた。
助かったのかな?
ハアとため息をつきながら、不意に、店のガラス張りの棚を見た。
瞬間。
か「なっ!??何これ!?」
いつも来ている筈の見慣れたパーカーや、シャツでは無く、
ワイシャツに、白いパーカー(なんか、ピエロみたいなのがついてる)を羽織って、下は、膝まであるズボンを着ていた
あと、何故か肩まであったはずのツインテールが耳までバッサリ切られている
それから______。
か「え、これ‥。手について離れないんだけど」
さっき襲いかかってきたピエロの人形が自分の左手にピッタリ張りついて取れない
?「あっ、殺人ピエロがっ」
か「殺人ピエロ?」
?「最近巷で、噂になってたんだよ。殺人ピエロが出るって‥‥
それで、探偵社に電話が来て‥‥
あ、僕は中島敦!武装探偵社で働いてるンだ。
ええっと君は?」
か「‥‥かるは______。美山かるは」
中島敦という、人を呆然と見つめながら左手のピエロをもう一度見つめる
敦「えっと‥‥ある人の推理から、聞いたんだけどね。
その殺人ピエロは、元は異能力者の物で
でも、その人が死◯んでしまって
異能力だけが、そのまま残ったものだって言ってて‥‥」
言いにくそうに、俯きだす敦君。
異能力?それと、この手にくっついてンのに何の関係があるんだ?
敦「その、ピエロが手に張りついたってことは、あの‥‥多分。君に異能力が与えられてしまったんだと思うンだ」
か「‥‥え"?」
殺人ピエロが‥‥
僕の手から離れないのは、異能力を授かったから‥‥?
敦「とりあえず、武装探偵社まで来てもらっていいかな?」
か「武装探偵社‥‥」
敦「ほらっ!その、殺人ピエロがくっついたままだと、また何か大変な事が起こるかもしれないし‥‥!」
か「‥‥じゃあ」
『ついていく』そう言うと、敦君が安堵したように僕の手を取った
敦「ありがとう。かるは君」←
か「‥‥あ、あの、女なんだけど?」
敦「え"」←
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作者名:山菜桜&山菜かるは | 作成日時:2017年12月2日 19時